大谷翔平が目の前の三重殺に棒立ち…ロバーツ監督強攻策に解説者疑問「攻撃も投手交代も…」
ドジャースは２４日（日本時間２５日）に本拠地ロサンゼルスでのパドレス戦に２―４で逆転負け。３連戦の初戦を落とし、２位のライバルに２ゲーム差に詰め寄られた。
衝撃のラストだった。３連打で１点を返して２点差とし、なおも無死一、二塁。９番打者のロハスはスアレスが投じた初球でバントの構えを見せたものの見逃してストライク。続く２球目ではバントの構えを見せずに打ちにいくと、三ゴロとなり三塁ベースを踏まれてアウトになったのを皮切りに「５―４―３」と送られ、まさかのトリプルプレーで試合終了となった。
次打者としてネクストサークルには１番の大谷翔平投手（３０）が控えていたが、５打席目は目前で消滅。デーブ・ロバーツ監督（５２）の強攻策が完全に裏目に出てしまった格好で、大谷も棒立ち状態となった。
「ＢＳ ＮＨＫ」で解説を担当した武田一浩氏（５９）も「初めて見ました。誰も予想していなかったんじゃないですか」とレアな幕切れに驚きを隠せなかったが、ロバーツ監督の選択には首をかしげた。「（ロハスが）バントに失敗してもランナーを残す。相手は嫌なんですよ。（それを）打たせる。（一死）一、二塁でも（後続は）大谷、ベッツ、フリーマン。攻撃もピッチャー交代も…」。仮にロハスが犠打に成功して一死二、三塁となれば、大谷は申告敬遠で歩かされ、満塁となってベッツ、フリーマンと得点機が続いた可能性はある。
もっとも、�爐燭蕕譴亅瓩鮓世辰討發海瞭�の負けは取り戻せない。武田氏は「この勝ちは大きいですね。勢いはパドレス。（ドジャース側は）今日の負けはどういう負けなのか、もうちょっと考えないと」と語った。
今季最後の直接対決３連戦でパドレスに全敗すれば、首位から陥落することになるが果たして――。
