パドレスのロベルト・スアレス(C)Getty Images

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ナ・リーグ西地区2位のパドレスは24日(日本時間25日)、敵地での首位ドジャース戦に4-2で勝利。3連戦の初戦を制して今季91勝目、ドジャースとのゲーム差を「2」に縮めている。
同地区でしのぎを削る両チームだが、レギュラーシーズン後半はドジャースの37勝23敗に対し、パドレスが41勝17敗と猛追。この日の試合も制して、優勝争いに踏みとどまっている。奇跡の逆転Vは起きるのか。

■パドレスは奇跡を起こせるか

試合は初回、ドジャースが大谷翔平投手の二塁打を皮切りに1点を先制するも、2回表にパドレスがジェイク・クロネンワース内野手の17号2ランで逆転。さらに4回表には、ザンダー・ボガーツ内野手の適時打、クロネンワースも適時打で再び打点を挙げてリードを広げた。
パドレスは先発のマイケル・キング投手が、強力ドジャース打線を5回3安打1失点(自責0)に抑える好投。リリーフを5人つぎ込み、最後は抑えのロベルト・スアレス投手が走者を背負うも、まさかのトリプルプレーで試合を締めくくった。
ドジャースとの3連戦初戦を制したパドレスは、これで今季91勝目。ワイルドカード以上でのポストシーズン進出が決定した。このカードに全勝するとドジャースと同率首位に。今季直接対決で勝ち越しているため、同率のままシーズンを終えると地区優勝の座もパドレスが射止めることになる。残り5試合、奇跡は起こるのか。