「人間ですから思い悩むことも」斎藤知事が“胸の内”語る 決断の期限まであと5日「だいぶ固まってきている」

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 決断の期限まであと5日と迫る中、斎藤元彦知事(46)が口を開きました。

 兵庫県議会では9月19日、斎藤元彦知事に対する不信任決議が全会一致で可決。これにより斎藤知事は、29日までに議会を「解散」しなければ自動的に「失職」となりますが、それまでに「辞職」する選択肢もあり、決断が注目されています。

 斎藤知事は24日午前、“今後の選択”について…

 (兵庫県 斎藤元彦知事)「白紙ではなくて、だいぶ固まってはきています」

 そして、自身の“胸の内”を何度も口にしました。

 (斎藤元彦知事)「『鋼のメンタル』と言われている面もあるみたいですが、自分自身はけさも苦しい胸の内もあったりとか。人間ですから思い悩むことも多々これまでありましたので。(Q具体的に何が苦しい?)いろいろですね。思いが伝わらないのもありますし、自分の力不足も。それから、県民に対する申し訳ない思いとか、いろいろなものが胸の中をよぎりますので」

 一方、24日午後に行われた議会運営委員会では、「不信任決議が可決しているため知事に対する質問はできる状況にない」として、25日からの本会議の休会を決定しました。

 (議会運営委員会 内藤兵衛委員長)「議会から不信任が議決され、その結果として代表質問や一般質問、大事な機会なので失われたというのは(県政の)停滞ではありますね。(不信任決議可決を)すでに重く受け止めているという発言はありましたが、改めてそのようにお伝えしたいです」

 県政の混迷が続くなか、斎藤知事はいつどのような決断を表明するのでしょうか。