大宮アルディージャは24日、社名をRB(アールビー)大宮株式会社に変更することを発表した。今月中に諸手続きが完了し、10月1日から新社名となる。クラブは8月にレッドブル・ゲーエムベーハーへ株式100%を譲渡することを発表していた。

 大宮の株式はこれまでNTT東日本が保有しており、社名もエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社だった。8月の大宮、レッドブル、NTT東日本3社共同リリースでは「大宮アルディージャがレッドブルサッカーネットワークの一員となることで、サッカーネットワークを活用したトップチームの選手・指導者の育成とパイプラインの構築、パフォーマンス発揮に向けたノウハウの活用、さらには最良な環境への投資を通じた地元出身選手・指導者の育成と地域社会への貢献を実現していきます」と伝えられている。

 また「レッドブルのコミットメントは、ホームタウン・さいたま市で引き続き活動を継続することであり、これまでクラブがステークホルダーと育んできたチーム名やクラブカラーなどをリスペクトし、クラブが積み重ねてきた26年の歴史をベースに積極的に新たな挑戦を行っていくことで『継続と発展』を示し、クラブ理念の実現と成長循環型クラブとしての取り組みをより加速させて行きます」と示されていた。

 クラブは今回の社名変更に際して「これまでのご愛顧に感謝いたしますとともに、 皆さまのご期待に沿うべく邁進努力いたす所存でございますので、何卒倍旧のお引立てを賜りますようお願い申し上げます」と伝えている。