マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが右膝の負傷により、今季絶望となる可能性が浮上しているようだ。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が報じている。

 ロドリは22日のプレミアリーグ第5節アーセナル戦(△2-2)でスタメン出場したが、前半21分にアクシデントで交代。23日に行われた検査の結果、右膝の前十字靭帯を断裂していることが判明したという。今後はバルセロナで手術を受けることになると伝えられている。プレミアリーグ5連覇を目指すシティにとって、大きな痛手となりそうだ。

 現在28歳のロドリは昨季から今夏のEURO2024決勝までクラブと代表で63試合に出場。EUROではスペインの優勝に貢献し、大会最優秀選手に輝いた。2024年バロンドールの候補者30名にも選出されている。

 ロドリは以前から試合数の増加に懸念を示しており、過密日程が選手たちのストライキにつながる可能性はあるかと問われた際には「それに近い。一般的なことだと思う。どの選手に聞いても同じことを言うだろう」と指摘。「どうなるかは分からないけど、自分たちが苦しむことになるから心配なんだ」と訴えていた。