小久保春菜「体には気をつけてね」 ソフトバンク監督の長女がV祝福 いつか父に優勝インタビューを
ソフトバンクの優勝を受け、小久保監督の長女で2023年「ミス・アース・ジャパン」2位に輝いた小久保春菜（25）は「おめでとうございます。ここからは日本一へのスタート。体には気をつけてね」と笑顔で祝福した。
一番影響を受けた存在という父とは最近まで疎遠だったという。3年前、自分の貯金を崩さずに引っ越し費用を頼った際に「調子に乗るな。人としてありえない」と叱責（しっせき）され、そこから約2年間も連絡できなかった。コンテストがきっかけで再会。「LINEが敬語で、子供に気を使わせている」と今も不満はあるが、今夏に食事した際に聞いた「死ぬまで人に影響を与え続けたい」という父の覚悟が心に響き、その背中が目標になった。
会わない期間に2軍監督から1軍監督に立場が変わっていた父。「あんなに喜怒哀楽を出し、若い選手に笑いかけるのかと」と驚いた変化もあった。厳しい印象しかなかったが、再会後に「春菜は将来をしっかり考えられる人」と言われ、信頼されていると感じたという。今年から始めた芸能活動。夢は「父に優勝インタビューをすること」に決まった。
◇小久保 春菜（こくぼ・はるな）1999年（平11）3月29日生まれ、福岡市出身の25歳。趣味はジム、カラオケ、ドライブ。特技は日本舞踊と小中学校時代に取り組んだバドミントンのスマッシュ。1メートル70、血液型B。
