立憲民主党代表選で野田佳彦新代表に敗れた候補者３人は２３日、敗戦の弁を述べた。

　３年足らずで退任を余儀なくされた泉健太前代表は「両横綱に思い切り投げを打たれた。まだまだ修行不足。四股を踏んでやり直す」と再起を誓った。

　泉氏は東京都内のホテルで記者団に「悔しくないと言えばうそになる」としつつ、「とにかく野田代表を支える。新しい政治をつくることに全力を尽くしたい」と強調した。

　枝野幸男元代表は陣営の報告会で「やれることは最大限やった。結果はひとえに私の力不足だ」と支援に謝意を示した。当選１回での異例の挑戦となった吉田晴美衆院議員は記者団に「息つく暇もない１７日間だった。党として違いを越えてまとまった選挙戦だった」と振り返った。