力投する先発・高橋遥人 (カメラ・豊田 秀一) 

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◆JERAセ・リーグ 阪神0―1巨人(23日・甲子園)

 阪神・高橋遥人投手は好投も報われず今季初黒星を喫した。

 6回0/3を5安打1失点。6回までは圧倒的な投球だったが、7回に暗転した。連打で無死一、三塁とすると代打・坂本に右前へ先制打を献上。3巡目を迎え、それまでの好投がうそのように捉えられた。「先制点を与えてしまい、それが決勝点になった。申し訳ない。相手のバッターより自分のボールが劣ってただけ。そこら辺は力不足です」と淡々と振り返った。

 前回登板の13日・広島戦(甲子園)でも3巡目を迎えた6回に2失点。「感覚は良かったが、最後にああやって連打。この前の試合もそうですけど、絶対に原因がある」と分析した。「もっと力をつけなきゃな」と自身に言い聞かせるように口にした。