セレモニーに登場したシュチェスニー。(C)Getty Images

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 9月21日のユベントス対ナポリ戦(セリエA5節)の試合前、今夏に現役引退を発表した元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが、古巣ユベントスの本拠地アリアンツ・スタジアムに凱旋した。 今年8月にクラブと本人、双方合意の上で契約解除となり、同月27日に現役引退を表明したシュチェスニーがピッチ上に姿を現わすと、スタジアムは万雷の拍手に包まれた。 引退セレモニーでは、背中にユベントスでの公式戦出場試合数の「252」がプリントされた記念ユニホームを贈呈され、ファンの声援に笑顔で答えた。その後のインタビューでは、クラブとファンに感謝を伝えている。【画像】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!


「ここが我が家であり、ファンが私の家族。7年間の愛に感謝するとともに、とくに最後の(引退前の)1か月間、私がプレーで恩を返せないと知りながらもみんなからの尊重、愛を感じることができた」 記者から今後の展望を聞かれれると、「まだ早いよ。少し休まないとね(笑)。TV解説者? 僕が?(笑)勘弁してくれよ、それは考えてない(笑)」と答えている。 ユベントスでそれぞれ3度のスクデットとコッパ・イタリア優勝に貢献した名手のセカンドキャリアに注目が集まる。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部