ZEROBASEONE、初の海外ツアーがソウルで開幕…メンバー号泣「ずっと一緒にいてほしい」

写真拡大 (全7枚)

ZEROBASEONEが最初の地であるソウルで、デビュー後初の海外ツアーの幕を開けた。

22日午後、ソウル松坡(ソンパ)区オリンピック公園KSPO DOME(体操競技場)ではZEROBASEONE初の海外ツアー「2024 ZERObaseONE THE FIRST TOUR [TIMELESS WORLD]」が開催された。「TIMELESS WORLD」は、彼らがデビュー後、初めて開催する海外ツアーで、世界中のファンが注目する中、3日間のソウルコンサートのチケットが販売開始と共に全席完売となり、”第5世代アイドルのアイコン”としてもう一度存在感を見せつけた。

ツアーのタイトルである「TIMELESS WORLD」は、ZEROBASEONEとZEROSE(ファンの名称)が繋がった特別な空間を意味する。世界中のファンから圧倒的な支持を受けて誕生しただけに、今回の公演の瞬間だけは時間が止まったかのように永遠の空間をプレゼントするという意味を込めた。特に、4連続ミリオンセラー、新人賞を含む計18個のトロフィーを獲得するなど、K-POPの新たな歴史を創っている彼らは、ZEROSEの期待に応えるために万全の準備を整えた。

ソウル公演の最終日を控え、メンバーたちは取材陣に会い、公演を控えた感想と覚悟を語った。まず、ジャン・ハオは「今回のソウル公演は僕たちの初の海外ツアーの始まりなので緊張した。2日間、席を埋め尽くしたファンの歓声で力を得た。とても幸せな3日間になると思う」と、ソウルで最後の公演を控えた感想を伝えた。

海外ツアーの最初の地であるだけに、感慨深いものがあるはずだ。今回、特別に準備したステージはあるかという質問にパク・ゴヌクは「ファンコンサートは韓国でたくさんしたけれど、僕たちの名前で開催するコンサートは初めてなので感慨深い。コンサートのタイトルのように、会場の中にいる瞬間は、時間の制約を受けず、無限の世界の中で幸せを感じる思いでセットリストを見てほしい」と打ち明けた。

ソン・ハンビンは「僕たちが色々なステージに立ったけれど、今回はあまりやったことのない曲をお見せする。『BOYS PLANET』のときのステージもあるので楽しみにしてほしい」と、見どころを紹介し、ハン・ユジンは「今回のコンサートはファンの皆さんが待ってくれただけに、近くで触れ合える機会を設けたので楽しみにしてほしい」と語った。

ファンコンサート以来、1年ぶりにグループの名前をかけたコンサートを開催した彼ら。会場もアイドルグループの夢と希望である“体操競技場”だった。ここで初めての海外ツアーのスタートを切った気分も特別なはずだ。キム・テレは「まず、僕たちがファンコンサート以後、1年ぶりに僕たちのコンサートを開きたいと思った。今回のワールドツアーでその夢を叶えたようで光栄に思っている」と話した。

同日、彼らは空中ステージを渡って円形ステージに移動し、本格的なパフォーマンスを披露した。黒いスーツにシルバーアクセサリーを身に着けたスタイルで登場した彼らは「ROAD MOVIE」を皮切りに「Take My Hand」「New Kidz on the Block」「Kill The Romeo」「CRUSH」を披露し、公演の幕を開けた。

今回の公演を準備する覚悟を聞く質問に、パク・ゴヌクは「韓国公演の最終日じゃないですか。僕はZEROSEの皆さんが家に帰った時、『わあ、ZEROBASEONE、なぜこんなに良いの?』と思うほど満足してほしい」と語った。

次の衣装に着替えて登場したメンバーたちは、爽やかなコンセプトの「In Bloom」「Insomnia」「GOOD NIGHT」で、清純でおぼろげな魅力をアピールした。また、ジャン・ハオは「BOYS PLANET」で1位を獲得したベネフィットで発売したソロ曲「Always」を熱唱し、グループとは異なるソロならではの魅力をアピールした。ステージが始まる前に彼は「皆さん、愛してます」と叫び、目を引いた。