スポニチ

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 ボートレース芦屋のヴィーナスシリーズ第13戦「スポニチ杯」は5日目の準優勝戦を終え、最終日の12R優勝戦に登場する6人が出そろった。中心は2015年11月のG2レディースチャレンジカップ以来となる芦屋通算8Vを目指す寺田千恵(55=岡山)だ。

 寺田が前走地大村の雪辱を期す。調整がズレても伸び返したように、力強い動きが際立つ。少なくとも足負けはない。落ち着いて1マークを先取れば結果はついてくるはずだ。山川の攻めがポイント。差しが基本線とはいえ、捲りも多いタイプ。スリット隊形次第では強襲策もある。藤崎は復帰後初優出。鋭角差しで好位につけたい。滝川は外を止めて展開を突きたい。

 <1>寺田千恵 一番良かった時と比べると落ちていた。それでも伸び返していたし、足は上位。良かった状態に戻せるように調整します。スタートは本番が遅かったので修正したい。

 <2>山川美由紀 少し手前に寄せていたけど、足は伸び寄り。舟が返ってきて押す感じがあったし、良かったと思う。スタートは勘より少し遅い。

 <3>滝川真由子 回り足寄りでバランスは取れている。乗り心地、足のつながりがいい。中堅よりはいいけど、上はいますね。スタート勘は合っていた。

 <4>藤崎小百合 引き波にハマったけど、出てこられた。足はバランスが取れて出足も伸びもいい。多分、上位級です。準優のスタートは勘通りに行けました。

 <5>赤井睦 新品リング4本入れて全体的に底上げができたと思う。直線で下がることはなくなったし、回り足はいい。

 <6>平田さやか 足はずっと悪くなくて、中堅はある。バランスが取れて悪いところはないけど、特徴はないですね。スタートを決めて展開を突きたい。