◆イングランド・プレミアリーグ▽第5節 ブライトン2―2ノッティンガム(22日・ブライトン)  

 日本代表FW三笘薫が所属するブライトンは、ノッティンガムと2―2で引き分け、今季無敗(2勝3分け)をキープしたが、勝ち点3を奪うことはできなかった。

 三笘は左サイドで先発出場。スタメンは開幕から5戦連続となった。PKから相手に先制点を与えたが、自身が獲得したセットプレーを起点にチームは前半で勝ち越した。

 後半もブライトンペースで試合が進んだが、自陣でブロックを固めるノッティンガムの対応に苦戦。三笘も突破口を見いだせず、チームは25分に追いつかれた。

 珍事が起きたのは2―2で迎えた後半38分。ノッティンガムMFギブスホワイトが2枚目の警告を受け、退場処分となったスライディングタックルとその判定を巡り、両軍ベンチがエキサイト。主審はブライトンのハーツラー監督、ノッティンガムのヌーノ・エスピリトサント監督に続けざまにレッドカードを提示し、両指揮官は退席処分となった。

 ブライトンは数的優位に立ったが、試合は一進一退の攻防が続き、両チームが決定機を生かせずドロー決着となった。フル出場した三笘も随所に存在感を発揮したが、第1節以来のゴール、第2節以来のアシストはならなかった。