巨人・菅野智之 (C)Kyodo News

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○ 阪神 1 − 0 巨人 ●

<24回戦・甲子園>

 首位・巨人は拙攻を繰り返し今季19度目の完封負け。優勝マジックは「6」のままとなり、2位・阪神に1ゲーム差に迫られた。

 巨人打線は初回、1番・丸が右翼線を破る二塁打で出塁。続く浅野は投前へバントするも、二走・丸が二三塁間で挟まれタッチアウトとなった。さらに、挟殺プレーの間に二塁狙った浅野もタッチアウト。併殺で好機を逸した。

 2回は4番・岡本和、5番・長野の連打で無死一、二塁としたが、6番・坂本は中飛、7番・門脇は左飛に倒れるなど無得点。1点を追う6回は無死満塁の好機を作ったが、長野が投飛、続く坂本は二飛に倒れるなど、6回までに7残塁を記録した。

 先発の菅野は3回に1点を先制されるも、4回以降は再びゼロを並べ8回125球、7安打1失点の力投。大一番で勝ち頭らしい投球を披露したが、最後まで打線が得点を奪えず完投で3敗目(14勝)を喫した。