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 フジテレビの伊藤利尋アナウンサー(52)が22日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(月曜前7・00)に出演。後輩アナウンサーへのクレームを口にする場面があった。

 この日は同局の朝の情報番組「めざましテレビ」(月〜金曜前5・25)でメインキャスターを今月27日をもって卒業する三宅正治アナウンサー(61)、三宅アナの同期でエンタメコーナーのキャスターを務める軽部真一アナウンサー(61)、さらに2人の10期後輩で、三宅アナの後任を務める伊藤アナが出演。さまざまなトークを繰り広げた。

 伊藤アナは「僕らの世代は若手を養成しろっていう会社からの要求がものすごくて。当然育ってほしいし、スターになってほしいと思いますけど、テレビ自体がメディアとしてややパワーダウンしているところもあって、昔の『笑っていいとも!』で電話を取ったら、スーパーでおばさんに声をかけられるような時代じゃない。そういう中で、若い子たちがどういうふうにテレビで活躍していくんだって時にどうを声かけらいいかって、難しいなと思う」と後輩育成への悩みを吐露した。

 「聞かれない限り言うこともないし、それが本当にいいアドバイスかどうか自信がないから黙っている」と伊藤アナ。「そうすると、山崎あたりが“伊藤さん、何にも言わないから、伊藤さんのことをみんな怖いって言ってますよ”って言ってくるわけ」と、現在産休中の山崎夕貴アナウンサーへ冗談めかしてクレーム。「あいつ、ホント性格悪いんですよ」と口を尖らせた。

 そんな伊藤アナに軽部アナは「あんまり知らないような若い世代は伊藤さんってどういう人なんじゃないかって。怖いっていうイメージがどこから来るかって、研修なんですよね。新人研修とか、そういう時の伊藤の指摘の鋭いわけだよね。いい意味で、バサッバサッといくところもあるじゃん?」と指摘していた。

 伊藤アナは1995年にフジテレビ入社し、「めざましテレビ」のリポーターを務め、“アミーゴ伊藤”の名で注目を集める。その後、情報、バラエティー番組など幅広く活躍。今月30日から「めざましテレビ」のメインキャスターに就任する。