◇セ・リーグ 巨人―広島(2024年9月21日 マツダ)

 4年ぶりVへ向けてばく進中の巨人が6試合連続で先制に成功した。

 初回、1死から19歳の2番・浅野が四球で出塁すると、3番・吉川が23試合連続出塁となる右前打を放って一、二塁。ここで打席に入った主砲兼主将の岡本和が左前適時打を放って1点先制した。

 これで巨人は15日の中日戦(東京D)から6試合連続で先制。そのうち初回での先制劇は5度目となった。

 2020年以来4年ぶりの優勝に向け、マジックナンバーは現在6。最短で23日に優勝が決まるが、9月に入っても史上空前の大混戦が続いているだけに巨人ナインに緩みなど一切ない。

 前日20日の同戦では3回に吉川の適時二塁打で2点先制し、岡本和が26号2ランで続いて一挙4点を先取して8―2で快勝。15、16日の中日戦(東京D)では吉川と岡本和の3、4番コンビが2試合連続アベック弾でチームを勝利に導くなど、そろって打撃好調が続いている。

 ▼岡本和 先制のチャンスでランナーを還せて良かったです。