萩本欽一 「24時間テレビ」のスペシャルドラマに不満「“笑っちゃうね”って言ったら、OKってこと?」
コメディアンの萩本欽一(83)が18日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1・00)に出演。今年の日本テレビ「24時間テレビ47」で放送されたスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん〜萩本欽一を愛した女性〜」について不満をもらす場面があった。
「電波少年」シリーズや「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」」などを手掛けた“Tプロデューサー”こと、元日本テレビの土屋敏男氏とともに出演した萩本。土屋氏は萩本のドキュメンタリー映画「We Love Television?」の監督を務めている。
「欽ちゃんのスミちゃん〜萩本欽一を愛した女性〜」は萩本と妻の澄子さんを描いたドラマで多くの感動を呼んだ。土屋氏は「この前の24時間テレビの感動ドラマ。あれ、なんでやったんですか?」と直球質問した。
これに、萩本は「なんでやったって、何が驚いたって、普通は日本テレビの人が来て、“萩本さんの奥さんとの本が出てますね?それ読んで、感動したんで、テレビにしたいです”って普通言わない?」と投げかけると、土屋氏も「普通言います。間違いなく言います」。萩本は「それがなかった」ともらすと、土屋氏も「そこおかしいですよね」と返し、萩本は「おかしいのにやってるっていう。気が付いたらやっている」と不満を吐露。土屋氏も「そんなこと許されます?」ともらした。
萩本は「だけど、日本テレビだっていきなりはやらない。仮装(大賞)やってるディレクターが次の仮装のために何か話をしていないと新しいこと考え付かないって時々来るのよ。毎週来てるから。(そのディレクターが)“今日、後輩が来てるんだけど、こいつがまた良いやつで好きなんだけど、大将の澄ちゃんの本読んだらしいの。あの野郎、感激して、これドラマにしたいなって言ってたよ!”って。俺、“笑っちゃうね!”って言ったら、テレビになってましたよ」とボヤき。「芸能界で“何とかしてくれませんか?”って言った時、“笑っちゃうね”って言ったら、OKってことかい?新しい日本語覚えたよ。“笑っちゃうね”ってOKだよ」と苦笑いを浮かべた。
「そいつが凄いのが真面目な顔して“やりたいんです”って言ったら、“そんな恥ずかしいことしないでくれよ!”って絶対断ってるもん」と萩本。「もう1つ、良いやつって聞いたやつが何かしたいってことで、知りもしないのに“そんなことするなよ”“やるなよ”とかそんなご意見言わない。笑っちゃうよ、って言ったんだよ」とボヤいた。
実際、ドラマは見ていないといい、いつも見ている「news every.」を見ていたところ、告知があったといい、「慌ててチャンネル変えてさ」と笑った。