「絶叫」で全国区になったNHK山内アナ「結婚・産休」の次の展開は 看板番組のキャスターかフリーか
“絶対エース”和久田アナの後継にも
9月6日、スポニチが「NHKの山内泉アナが9月半ばから産休に入る」と報じた。山内アナは現在「正午のニュース」(金〜日祝)を担当する“昼の顔”。
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その評価を一気に上げたのは、「絶叫」と表現されることもあった切迫感あるアナウンスだ。今年元日に発生した能登半島地震による津波警報発令後、「今すぐとにかく避難」と強い口調で呼びかけたことにより、全国区の注目度を集める存在になっていた。
今回の結婚、産休で今後のキャリアはどうなるのか。
山内アナは慶大経済学部を卒業して2017年に入局し、金沢放送局が初任地だった。2021年に東京アナウンス室に異動し、今年3月まで「ニュース7」の金〜日曜のキャスターを担当していた。「ニュース7」の平日を担当してきた“絶対エース”の和久田麻由子アナが第2子妊娠により3月いっぱいで産休に入ることが明らかになり、その後釜候補として山内アナの名前も上がっていた。結果的には現キャスターの副島萌生アナが後継となった。
ひろがっていた情報
「副島アナは入局年次で山内アナの2期上で、経験的にも副島アナが有利だが決定力に欠けるなどと言われていました。もちろん後継候補が2人に絞られていたわけではないと思いますが」
と、ある幹部局員。
スポニチの報道後、ニュースポストセブンは夫について、「同じ慶応の同級生で同じ学部卒で、商社を経て現在は経産官僚。ゴールインは去年」と報じた。
「婚姻の事実を局に報告する義務は必ずしもありませんが、ニュース7のエースの後釜として局側から面接を受けていたなら、その際に一連の事実を伝えていた可能性はありますね。この報道が正しい前提で言うと、妊娠が想定される中で看板ニュース番組の新キャスターに任命される可能性は極めて低かったように感じますね」(同)
局内でそういった事実を知る者は限られていたようだが……。
「そうですね。ただ、ここ最近は“結婚した”という話が結構ひろがっていたように感じています。結婚との関連は微妙ですが、“メイクがかなり変わった”との話もありました」(同)
産休後の動き
山内アナは入局6年目に「ニュースウオッチ9」のキャスターに就任するなど、早い段階で「エース候補」の評価を受けてきた。
「和久田アナは前回の産休後に1年で現場復帰しました。山内アナも同様に1年で復帰して、しかるべきタイミングでニュース7のキャスターを射止めたいという思いがあるのかもしれませんし、その実力はあるとみられています。NHKのアナウンサーとして正統派で、エースとして期待されてきた成長株との評価について本人は“ありがたい”といった受け止めをしていたようです。加えて絶叫調の報道で注目を集めたということで、ニュース7キャスターの有資格者の上位にランクされるというのが専らの見方です」(同)
「正統派」だけにフリー転身の可能性は低いとされる。その点、局側も安心して産休明けを待つことができるというところだろか。
デイリー新潮編集部