伊東純也(C)Norio ROKUKAWA/office La Strada

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 イナズマの日本代表復帰が秒読みだという。

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 サッカー仏1部スタッド・ランス所属の「イナズマ純也」こと、FW伊東純也(31)が、9月の北中米3カ国W杯アジア最終予選(5日中国戦=埼玉スタジアム、11日バーレーン戦=敵地)に臨む日本代表への招集が内定したというのである。

 伊東は、アジア杯カタール大会開催中の1月18日に準強制性交などで刑事告訴されて、以後、代表未招集が続いていた。

 しかし事件は、今月9日に大阪地検が嫌疑不十分として不起訴を決定。さるサッカー関係者によれば、「伊東の醜聞に不快感をあらわにしていた日本サッカー協会(JFA)の複数のスポンサー企業も、代表復帰にOKを出した」という。

「7月14日には、日本代表MF佐野海舟(23)が30代女性に暴行を働いたとして、不同意性交の疑いで逮捕された(今月8日に不起訴処分)。伊東の醜聞も蒸し返されて代表復帰が遠のくのではないかと思われた。が、逆に追い風になったようです。伊東は刑事告訴されたものの、佐野と違って逮捕はされていない。JFAサイドが、スポンサー筋や試合を中継するテレビ局に忖度する形で代表チームから“追放”した格好で、JFA自ら騒ぎを大きくしたという側面もあった。だが、逮捕もされず、フランスではそれまで通り試合に出場し、インタビューも受けるなど事件前と変わらない生活を送っている伊東を、いつまでもたなざらしにしていていいのかという声が、佐野の事件をきっかけにJFA内でも大きくなっていたのです」(前出のサッカー関係者)

 嫌疑不十分による不起訴処分がダメ押しとなって、伊東の代表復帰を阻むものはなくなった。来月5日の中国戦では、金髪をなびかせながら右サイドを疾走するイナズマ純也の雄姿が見られそうである。

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 そんな伊東は自身への報道が過熱していた3月末に空き巣被害に遭った。泣きっ面にハチだったわけだが、いったいなぜサッカー選手はコソ泥に狙われやすいのか。その「特殊な事情」とはいったい何なのか。

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