国が「団結」「幸せ」に パリ五輪組織委が大会誇る
【AFP=時事】パリ五輪大会組織委員会は10日、2週間にわたったスポーツの祭典について、国が「団結」して「幸せ」になったとたたえた。
今大会は史上最多のチケット枚数を売り上げ、国中でファンゾーンに多くの人が詰めかけるなど、おおむね好意的に評価されている一方で、五輪ムードがどのくらい続くかについては疑問も出ている。
しかし組織委のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長は、閉幕を翌日に控えた10日、報道陣に対して「フランスは世界に対して、自信と団結、温かさ、友好という、非常に素晴らしい考え方を示した」とコメント。さらに、象徴的な五輪にすると約束していた大会を運営できた「誇り」を繰り返し口にした。
大会前には世界的なシステム障害や高速鉄道が破壊行為を受けるトラブルが発生。また史上初めてメイン会場の外で始まった開会式は大雨に見舞われ、1週目は荒天により延期を強いられた競技もあった。
エスタンゲ会長も、一番心配だったのは天候だと明かし、「今回のセレモニー(開会式)では最後まで緊張していた」とコメント。多くのパートが直前で変更を強いられたと話し、「アーティストがどう対応するつもりかも分からなかった」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News
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今大会は史上最多のチケット枚数を売り上げ、国中でファンゾーンに多くの人が詰めかけるなど、おおむね好意的に評価されている一方で、五輪ムードがどのくらい続くかについては疑問も出ている。
しかし組織委のトニー・エスタンゲ(Tony Estanguet)会長は、閉幕を翌日に控えた10日、報道陣に対して「フランスは世界に対して、自信と団結、温かさ、友好という、非常に素晴らしい考え方を示した」とコメント。さらに、象徴的な五輪にすると約束していた大会を運営できた「誇り」を繰り返し口にした。
エスタンゲ会長も、一番心配だったのは天候だと明かし、「今回のセレモニー(開会式)では最後まで緊張していた」とコメント。多くのパートが直前で変更を強いられたと話し、「アーティストがどう対応するつもりかも分からなかった」と語った。
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