帰省中の同窓会で元カレと再会後…まさかのスピード婚になったワケは?/恋愛人気記事BEST
女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「恋愛」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2018年8月13日 記事は取材時の状況)
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都会で働く地方出身者にとって、お盆休みや年末年始の帰省シーズンは、地元の友人たちと旧交を温める貴重な機会。この時期に同窓会を行うことも多いようです。
◆お盆休みに中学校の同窓会で元カレと再会
「毎年、夏休みは帰省しなかったのですが、6年前のお盆休みは中学校のクラス同窓会があり、久々に地元に帰ったんです。でも、まさかこれが結婚のきっかけになるとは思ってもみませんでした(笑)」
夫の義明さん(仮名・34歳)さんとの馴れ初めをそう話すのは、山崎明奈さん(仮名・34歳)。
ちなみに彼は中学校3年生のときに初めてお付き合いした男子。クラスは別でしたが、なぜか同窓会に参加していたといいます。
「会場の居酒屋に行ったら彼がいたのでビックリしました。聞いたら仲の良かったウチのクラスの男子に急に呼び出されたって。彼と会うのは10年ぶりくらいだったんですけど、昔の面影を残したまま大人になっていて顔を直視できないほどドキドキしていました」
◆お互いフリーでヨリを戻すのに支障なし
この年、明奈さんは結婚を約束していた3歳年上の男性と別れたばかり。一方、サラリーマンを辞めて地元で実家の農家を継いでいた義明さんも独身。ただし、その前年に奥さんの浮気が原因で離婚していて、バツイチ(子供なし)であることを告げられたとか。
「私も別れた彼に浮気されていたこともあって、『似た者同士だね』って変に盛り上がっちゃった。ただ、そこから中学時代の思い出話にも花が咲いて、10数年の空白期間がなかったかのように楽しい時間を過ごすことができました」
2人はこれを機に毎日のように連絡を取り合い、その仲が進展したのは再会から2か月後。ちょうど収穫がひと段落したこともあって、明奈さんが当時住んでいた東京に義明さんが遊びに来ることになったといいます。
◆交際を申し込むつもりが、「言い間違え」でプロポーズ
「さすがに告白されるなとは思っていたし、OKするつもりでした。ところが、彼の口から飛び出したのは『僕と結婚して欲しい』とまさかのプロポーズの言葉。あまりに斜め上の展開に私も動揺してしまい、思わず『はい……』って条件反射的に返事をしちゃったんです。
後で聞いたら彼も『結婚を前提としたお付き合いを』と言うところを緊張して間違えたそうで、結婚式ではこのシーンを忠実に再現したVTRが流され、みんなから大笑いされてしまいました」
とはいえ、同窓会での再会から入籍までは約半年とスビート婚で言い間違えが現実に。明奈さんは結婚を機に彼女を会社を辞めて、地元で新たな生活をスタート。
◆農家の嫁として地元暮らしを満喫
しかし、“農家の嫁”と聞くといかにも大変そうですし、姑さんからもいびられたり、良好な関係を築くのが大変そうなイメージがあります。
「幸いなことに義理の両親は子供のころから知っている方で、お義母さんは少しお節介が過ぎるところはあるけど、おかげさまで嫁姑の仲は円満です。仕事も農作業の手伝いは一切なく、独身時代に金融関連の会社で働いていた経験を活かして、経理などお金の管理を担当しています」、
現在は2人の子宝にも恵まれ、幸せな日々を送る明奈さん。そんな彼女は夫の義明さんと同窓会で再会した際、「彼と結婚するかも」という直感があったといいます。
「男性に対してこういう風に思ったのは彼だけでした。しかも、彼も同じように感じたみたい。運命って呼ぶには話を美化しすぎかもしれませんが、こういうこともあるんだなぁって(笑)」
甘酸っぱい思春期の彼氏彼女の関係が、別れから10年以上経って大人同士の恋愛として復活。それで幸せを見事つかんだわけですからうらやましい限りです。
<文/トシタカマサ イラスト/鈴木詩子>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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都会で働く地方出身者にとって、お盆休みや年末年始の帰省シーズンは、地元の友人たちと旧交を温める貴重な機会。この時期に同窓会を行うことも多いようです。
◆お盆休みに中学校の同窓会で元カレと再会
夫の義明さん(仮名・34歳)さんとの馴れ初めをそう話すのは、山崎明奈さん(仮名・34歳)。
ちなみに彼は中学校3年生のときに初めてお付き合いした男子。クラスは別でしたが、なぜか同窓会に参加していたといいます。
「会場の居酒屋に行ったら彼がいたのでビックリしました。聞いたら仲の良かったウチのクラスの男子に急に呼び出されたって。彼と会うのは10年ぶりくらいだったんですけど、昔の面影を残したまま大人になっていて顔を直視できないほどドキドキしていました」
◆お互いフリーでヨリを戻すのに支障なし
この年、明奈さんは結婚を約束していた3歳年上の男性と別れたばかり。一方、サラリーマンを辞めて地元で実家の農家を継いでいた義明さんも独身。ただし、その前年に奥さんの浮気が原因で離婚していて、バツイチ(子供なし)であることを告げられたとか。
「私も別れた彼に浮気されていたこともあって、『似た者同士だね』って変に盛り上がっちゃった。ただ、そこから中学時代の思い出話にも花が咲いて、10数年の空白期間がなかったかのように楽しい時間を過ごすことができました」
2人はこれを機に毎日のように連絡を取り合い、その仲が進展したのは再会から2か月後。ちょうど収穫がひと段落したこともあって、明奈さんが当時住んでいた東京に義明さんが遊びに来ることになったといいます。
◆交際を申し込むつもりが、「言い間違え」でプロポーズ
「さすがに告白されるなとは思っていたし、OKするつもりでした。ところが、彼の口から飛び出したのは『僕と結婚して欲しい』とまさかのプロポーズの言葉。あまりに斜め上の展開に私も動揺してしまい、思わず『はい……』って条件反射的に返事をしちゃったんです。
後で聞いたら彼も『結婚を前提としたお付き合いを』と言うところを緊張して間違えたそうで、結婚式ではこのシーンを忠実に再現したVTRが流され、みんなから大笑いされてしまいました」
とはいえ、同窓会での再会から入籍までは約半年とスビート婚で言い間違えが現実に。明奈さんは結婚を機に彼女を会社を辞めて、地元で新たな生活をスタート。
◆農家の嫁として地元暮らしを満喫
しかし、“農家の嫁”と聞くといかにも大変そうですし、姑さんからもいびられたり、良好な関係を築くのが大変そうなイメージがあります。
「幸いなことに義理の両親は子供のころから知っている方で、お義母さんは少しお節介が過ぎるところはあるけど、おかげさまで嫁姑の仲は円満です。仕事も農作業の手伝いは一切なく、独身時代に金融関連の会社で働いていた経験を活かして、経理などお金の管理を担当しています」、
現在は2人の子宝にも恵まれ、幸せな日々を送る明奈さん。そんな彼女は夫の義明さんと同窓会で再会した際、「彼と結婚するかも」という直感があったといいます。
「男性に対してこういう風に思ったのは彼だけでした。しかも、彼も同じように感じたみたい。運命って呼ぶには話を美化しすぎかもしれませんが、こういうこともあるんだなぁって(笑)」
甘酸っぱい思春期の彼氏彼女の関係が、別れから10年以上経って大人同士の恋愛として復活。それで幸せを見事つかんだわけですからうらやましい限りです。
<文/トシタカマサ イラスト/鈴木詩子>
【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。