フランス戦に出場した柔道日本代表の角田夏実【写真:ロイター】

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パリ五輪

 パリ五輪は3日、混合団体決勝で日本が前回王者フランスに3勝4敗で屈し、銀メダルを獲得した。決められた階級区分内なら、どの階級の選手を送り出していい団体戦。角田夏実は2階級上の選手に巴投げを炸裂させた。国際映像の実況席も「なんという大きなギャンブル」と驚いていた。

 日本は2勝1敗で迎えた女子57キロ級の第4試合に、最軽量級の48キロ級で金メダルの角田を送り出した。相手は2階級上の選手。力の差に手を焼く場面もあったが、最後は伝家の宝刀・巴投げで相手を裏返し、一本勝ちを決めてみせた。

 国際映像では実況が「キタ! Ohhh やってのけた!」と驚き。リプレー映像が流れると「背中がピッタリ(畳に)ついていましたね」と説明。解説も「日本にとってはなんという大きなギャンブルだったことでしょう」と、2階級差をはねのけた角田を称賛していた。

(THE ANSWER編集部)