前半40分に細谷がネットを揺らすも取り消し【写真:ロイター】

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細谷真大がネットを揺らしたが直前にオフサイドの判定

 パリ五輪・男子サッカー競技を戦うU-23日本代表は現地時間8月2日、準々決勝でスペインと対戦。

 FW細谷真大が同点のネットを揺らした場面では、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入で取り消しとなる。SNSでは「細谷の1ミリ」が話題に挙がるなど大きな反響を呼んでいる。

 日本はグループリーグ3戦全勝、D組首位で決勝トーナメントへ。準々決勝では、スペインとの対戦となった。同国とは2021年の東京五輪・準決勝でも対戦しており、日本は今回再び顔を合わせることになった。

 日本は前半11分、MFフェルミン・ロペスにゴール正面で前を向かれるとそのまま強烈な左足ミドルを許す。それでも前半40分にMF藤田譲瑠チマからのパスを受けたFW細谷真大が反転しながらシュートを放ちネットを揺らした。

 試合を振り出しに戻したと思われたが、VARの介入が入りゴールが取り消しに。まさかの展開に場内が騒然となった。

 この場面では、細谷へのパスが出された瞬間のオフサイドがあった模様。リプレイ映像では相手を背負うプレーで最終ラインと駆け引きをしていたなかで、細谷の右足がわずかに出ているようにも見える。

 このシーンを含め、「オフサイド」がX(旧ツイッター)上でトレンドに上がると、「納得いかない」「なにがあったのかよくわからん!」「モヤモヤ」「厳密すぎる」「ほんとに?」といった困惑の声も寄せられた。

 一方で、細谷のオフサイドとなったプレー部分に関して「細谷の1ミリ」のワードもSNS上で盛り上がるなど“ゴール取り消し”の反響はさらに広がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)