ジローナで結果を出したドフビク photo/Getty Images

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ウクライナ国内での活躍を経て、昨夏スペインのジローナへと加入した27歳のウクライナ代表FWアルテム・ドフビク。

ジローナはドフビクの獲得に700万ユーロを投じたのだが、当初はそこまで有名な存在ではなかったかもしれない。しかしこの動きは大当たりで、ドフビクはラ・リーガ1年目から24ゴールを挙げてリーグ得点王に輝いた。

現在はイタリアの名門ローマが獲得に近づいているとされており、それを受けて伊『Gazzetta dello Sport』がここまでのドフビクのキャリアを振り返っている。

ドフビクがブレイクしたのは国内のドニプロでプレイしている頃で、ドニプロでは86試合に出場して54ゴール14アシストの成績を残した。

その才能に早い段階から目をつけていたのが同国のレジェンドストライカーであるアンドリー・シェフチェンコで、ウクライナ代表の監督を務めていたシェフチェンコはEURO2020にドフビクを招集。ドフビクもその期待に応え、EURO2020のスウェーデン戦で代表初ゴールを奪っている。

昨季ラ・リーガで24ゴール奪った実績を考えれば、この才能は本物だろう。初の欧州5大リーグへの挑戦も問題ではなかったようで、昨季で一気に知名度を上げることになった。セリエAでも1年目からフィットするかは分からないが、ローマが獲得した場合は得点王候補の1人となるはずだ。