『シビル・ウォー アメリカ最後の日』本ポスタービジュアル
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 内戦が勃発した近未来のアメリカを描くA24製作の新作映画『CIVIL WAR』の邦題が『シビル・ウォー アメリカ最後の日』に決定し、本予告と本ポスタービジュアルが公開された。

 A24が史上最大の製作費を投じた本作は、連邦政府から19もの州が離脱したアメリカを舞台にしたディストピア・アクション。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられており、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14か月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。戦場と化した旅路を行く中、彼らは内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていく。

 本予告編は、星が2つだけになった星条旗を捉えたシーンからスタート。19の州が離脱し、政府軍は兵力を増強という不穏なニュースが流れ、銃を向ける米兵から「どの種類のアメリカ人だ?」と問われる一幕も。終盤では、大規模な市街地戦が映し出され、ホワイトハウスが攻撃される衝撃映像も登場する。

 本作はA24史上最大のオープニング興行収入を記録し、全米ボックスオフィスランキングにて2週連続で1位をキープ。今年3月に映画・音楽の祭典サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)でプレミア上映された際には、絶賛の声が相次いだ。メガホンを取ったのは、『28日後...』の脚本家で知られ、SF映画『エクス・マキナ』を手がけたアレックス・ガーランド監督。『スパイダーマン』三部作のヒロイン、メリー・ジェーン役でおなじみのキルステン・ダンストをはじめ、ワグネル・モウラ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニーらが共演する。(編集部・倉本拓弥)