「空が緑色に見えました」…44歳男が“トー横”で女子中学生らに大麻疑惑「被害少女」戦慄の幻覚症状

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「タバコを吸ってみな」

男は未成年の少女たちに、そう偽って大麻を吸引させていたとされる。

警視庁新宿署は7月14日までに、東京都葛飾区の職業不詳・渥美智浩容疑者(44)を大麻取締法違反(所持)で逮捕した。新宿区歌舞伎町の「新宿東宝ビル」周辺に集まる、いわゆる“トー横キッズ”の少女に大麻を吸わせたという。

「逮捕容疑の事件は、今年1月7日と5月17日に起きました。渥美容疑者は、歌舞伎町のビルにある屋上前の踊り場に布団を持ち込み寝泊まりしていたそうです。その場には数人の女子中学生や女子高生が。

渥美容疑者は、未成年の彼女たち3人に『タバコだ』とウソをついて大麻を吸引させたとされます。1月に『男が大麻を吸っている』という110番通報があり、警察が捜査を開始。渥美容疑者は乾燥大麻0.1gを持っていたそうです」(全国紙社会部記者)

「風に飛ばされてきた」

本誌カメラマンは渥美容疑者の送検を撮影。移送車の後部座席で顔をしかめ、ふてぶてしい態度をみせていた。

警察の調べに対しては、次のように話し容疑を否認しているという。

大麻は吸ったが自分のものではありません。風に飛ばされてきたり、寝ていた布団にあった。誰のものかわからないので吸っても問題ないと思いました」

被害にあったとされる少女たちの供述も衝撃的だ。大麻を勧められたあと、戦慄の幻覚症状が起きたという。

「空が緑色に見えました。歩けなくなり幻覚が見えた。タバコでは絶対ないと思いました」

渥美容疑者は頻繁に歌舞伎町を訪れていたため、他にも被害者がいる可能性がある。