「日本は外で飲めるからいいよね」訪日外国人もビックリ“飲酒ルール”海外との意外な違い
すっかり暑くなりましたね。こんな季節はコンビニで買ったビールを、夜風に涼みながら近所の公園のベンチで飲むのも乙…。

このような日本ではよくある日常が、実は海外ではNGなこともあるってご存知でしたか…?

今回は12年以上、海外生活を送っていた筆者が、飲酒にまつわる日本と海外での違いをご紹介します!これから海外旅行へ行く方は要チェックですよ。

アメリカは外での飲酒NG!?

少し前に、現在ニューヨーク在住の友人が一時帰国していたので一緒に飲みに行ったのです。ちょうどお花見の時期だったこともあり、外で飲食している人たちを見てひと言。「日本は外で飲めるからいいよね…」と。

そうなのです!実はニューヨークでは基本的に外(公共の場)での飲酒は禁止されているのです!

日本ではお花見をしながらの飲酒や、コンビニでビールを買って帰り道で飲んだり、公園でBBQしながら飲んだり…、という光景も日常的に見られます。しかし、アメリカのほとんどの州では公園や路地など公共の場での飲酒は禁止されています。

そういえば筆者が住んでいた頃のニューヨークでは(8年くらい前ですが…)、街中が盛り上がるハロウィンやニューイヤーズ・イブなどでは、外にたむろしている若者がこっそり紙袋にビール瓶などを忍ばせて、警察にバレないように飲んでいたりするのを見かけました。

イベントやフェスティバルなどで許可が取れている場所では、野外でも飲酒できるケースもありますが、基本的には禁じられています。もちろん、公共交通機関での飲酒も禁止されています。

ちなみに、アメリカのみならず、イギリスオーストラリアでもNGとのこと。

お酒を飲んだのに、運転していいの!?

アメリカに住み始めた頃、飲酒関係で驚いたことがもうひとつありました。それは…、“ちょっとくらいの飲酒なら運転してもOK”ということ!

日本ではお酒を一滴でも飲んだら運転することはできませんよね。しかしアメリカでは、ビール数杯やワインをグラスで1〜2杯程度なら飲んでから運転してもOKというルールになっています(個人差あり)。

というのもアメリカ社会では、血中アルコール濃度が、0.8mg/ml以内であれば、運転しても刑罰に問われることはないという規定があるからです。(州によって多少の違いあり)

各国の飲酒運転に関する、血中濃度の数値の規定には違いがあり、日本は呼気中の基本アルコール量が0.15mg/1L、血中濃度は0.3mg/mlを超えるとダメなのですが、アメリカは血中濃度0.8mg/ml以上と日本より基準が高くなっています。

またドイツフランス、イタリアなどでも、血中アルコール濃度0.5mg/ml以上と、日本より規制が緩(ゆる)いです。

以前はこれを知らなかったので、アメリカ人の友人が当たり前のようにビールを数杯飲んでから運転していて、「いいの!?」とびっくりしたのを覚えています。

◆飲酒できる年齢もさまざま

ちなみに、日本では20歳から飲酒ができますが、アメリカでは21歳からと決まっています。自由の国アメリカ!というイメージがあるからか、なんとなく意外ですよね?

ドイツフランスではビール、ワイン、スパークリングワインなどの“アルコール度数が高くないお酒”は16歳から飲酒が可能。スピリッツなどの蒸留酒は18歳からと決められています。

飲む物によって細かく分けられているのは驚きですね。確かに、アルコールと言ってもスピリッツとビールでは度数に差がありますものね…。

カナダや韓国では19歳だったりと、国によって公共の場所で飲酒できる年齢は違います。

お酒が大好きな方々は、旅行の際は事前に現地情報をよくチェックしましょう!

<文/まなたろう>

【まなたろう】
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。