XFN―ASIAによると、ソフトウエア世界最大手の米マイクロソフト(MS)は、中国で初めて、同社のコンピュータソフトのライセンス契約を中国の科通集団(Comtech Group)と湖南拓維信息系 (Hunan Talkweb Information System)の2社と締結したと発表した。マイクロソフトでは、同契約の締結を通じて、中国のIT産業界に、今後、知的所有権保護の意識を広めたい考えで、同契約がその標準になるとしている。

  マイクロソフトの中国法人、マイクロソフト・チャイナは、「知的所有権やライセンスに対する考え方が変化すれば、科通集団や湖南拓維のような中国企業は知識が重要な要素となる『知識経済』の中でビジネスチャンスを生かすことができるようになるだろう」とのコメントを発表した。ライセンス供与は携帯電話のスクリーンで静止画像のサイズや焦点を自動調整して閲覧を可能にする「モバイル・ピクチャー」や顔写真から漫画の絵を作成する「パーソナライズド・フェイシャル・スケッチ」など3件で、マイクロソフト・リサーチ・アジアを窓口として行われ、いずれも携帯電話関連の技術。契約の金銭的条件など詳細は明らかにされていない。【了】

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