テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編の場面カット (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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 アニメ『鬼滅の刃』の新作『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』第3話が本日26日にフジテレビ系で放送される。2話は鬼殺隊の蟲柱・胡蝶しのぶが継子の栗花落カナヲに、秘めた心を打ち明けようとする衝撃的なシーンで幕を閉じており、しのぶが無理して作る笑顔の姿も描かれた。ネット上で話題となっているシーンに、しのぶ役の早見沙織へ役作りで気を付けたことを聞いてみた。(撮影:上野留加/取材・文:遠藤政樹/編集:櫻井偉明)

【写真】胡蝶しのぶに似てる!キャラ衣装意識した早見沙織

■柱合会議の収録は「先輩たちがそろっていて緊張」

 第1話で描かれた柱合会議のシーンは、キャスト陣も実際に集まって収録が行われたが、早見は「すごく緊張しました(笑)」とし、コロナ禍も経て「あれだけの人数で一斉に収録するのが久しぶりでした。以前はこれだけの人数で録っていたので、懐かしむと同時に、先輩たちがそろっていることで、かなり緊張しました」と収録を振り返る。

 そんな早見だが収録がスタートすると、「先輩たちの頼もしさや現場にいるだけで、柱合会議の空気が自然に作られていく感覚がありました」と感謝し、「内容はシリアスですけど、現場は和やかですてきな空間でした」と充実感を口にした。

 アフレコの合間には「いろいろみなさんとお話をしました」と言い、「今回(甘露寺)蜜璃ちゃんがエッジの効いた動きをしていて(笑) アフレコのテストが終わったとき、関(智一)さんが『花澤(香菜)さんだけ別の作品にいるみたいだね』とおっしゃっていたのは印象的でした。本当にそうだなって思いました(笑)」と印象に残ったエピソードを明かした。

■第2話はしのぶの秘めた心が見えるように意識 人物像も分析「負けん気が強くて…」

 普段から穏やかなしのぶだが、第二話終盤、「感情の制御ができないのは未熟者。未熟者です」と精一杯の笑顔をつくろうとする様子が見られ、普段から感情を抑えようしていたことが感じられた。早見も演じる上で、「根っこの根っこから常に心が凪いでいて、穏やかで、優しくて、慈愛に満ちている人だとは思わずに、ずっとやっています」と説明。

 「『竈門炭治郎 立志編』で描かれた胡蝶三姉妹の過去エピソードからもわかるように、しのぶさんは怒りやすいし、ちょっといつもプリプリしているところがあるんです(笑)。負けん気が強くて、何か言われたら言い返す強さを持っている人。それだけ外部の刺激に敏感に反応する人で、心が揺れるところがある人だと思う」としのぶの人物像を分析する。

 キャラクターをそう考えてきた早見は、「(今回の)第2話では、感情の制御を多分、本人(しのぶ)自身も意識してやってきたことを念頭に置いた上で、姉さんに心の内で助けを求めるような、あの部分だけは過去のしのぶさんがちょっとのぞくような意識でマイクの前でやっていました」と役作りの意図を説明した。

■しのぶ人物像の核心に…第2話は「どんな風に言うかで表現の見え方が変わってくる」

 第2話のラストは、しのぶがカナエを殺した鬼についてカナヲに話すシーンとなった。早見は「最後のシーンは何パターンも録りました。どこで句読点を打つか。どれぐらいの強さで言うか。テンションも含め、いろいろ試行錯誤しました」と説明。

 「『鬼滅の刃』はその都度、丁寧にディレクションが入ってスタッフさんのイメージを伝えていただけるのですが、今回、しのぶさんとしては核心に迫っていくようなシーンがあるということで、どんな風に言うかで表現の見え方が変わってくるシーンだと思ったのが大きいです」とシーンに込めた想いを語った。

 『柱稽古編』は、フジテレビでは毎週日曜午後11時15分から、TOKYO MXやBS11、群馬テレビ、とちぎテレビでは毎週土曜深夜0時から放送中。