XFN-ASIAによると、中国国営石油最大手CNPC(中国石油天然気集団)の建設中のオイルタンクが28日午後7時20分(日本時間午後8時20分)、爆発し、少なくとも作業員12人が死亡した。救助隊が現場で12人の遺体を発見した。事故の直前には従業員24人が作業を行なっていたもよう。2度目の爆発や事故による環境破壊の恐れは軽微という。

  爆発が起きたのは、中国北西部の新疆自治区にある克拉瑪依市の独山子地区。事故の起きたタンクの容量は約10万立方メートルで、カザフスタンと中国を結ぶパイプラインで輸送される石油を貯蔵していた。同パイプラインの操業に対する影響はないという。【了】