【REPORT】SHINee ミンホ、最新曲のステージから近況報告まで!日本でのファンコンサートが大盛況

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SHINee ミンホのファンコンサート「2024 BEST CHOI's MINHO FAN-CON Multi-Chase in Japan」が、5月18日(土)と19日(日)の2日間、パシフィコ横浜 国立大ホールで開催された。

日本でミンホがソロイベントを行うのは、昨年の3月以来、1年2ヶ月ぶり。今年1月、韓国で行われた自身初のファンコンサートの日本公演となり、最新曲「Stay for a night」の初披露や、プライベート写真を使った近況報告なども行い、ドレスコードのデニムを身に付けた観客たちを楽しませた。

会場が暗転し、ステージ背面を覆う大きなスクリーンに映像が映し出される。ミンホの精悍な横顔や真っ直ぐな瞳のアップなどにシャヲル(SHINeeのファン)の歓声が上がる中、最後、グランドピアノの前に座って鍵盤に指を置くミンホの姿で終わると、なんとステージの中段に映像と同じようにグランドピアノの前に座るミンホが登場。静かに「Chase」のイントロを奏でる。

ピアノを弾くミンホに、客席からは驚きと喜びの声が溢れ、その雰囲気のまま、ピアノの前を離れて今度はダンサーを従え、自身初アルバムのリード曲でもある「Chase」をパフォーマンス。サプライズな演出に思わず声を上げていたシャヲルだが、曲が始まれば正確に声を揃えてコールを入れ、1曲目からミンホをしっかりとサポートしていく。続けて、2曲目「Runaway」。「みんな久しぶり、行きましょう!」というミンホの呼びかけに、さらに声を大きくするシャヲル。ミディアムテンポのリズミカルな楽曲に合わせ、ミンホもウインクをして見せたり、満員の客席を見渡しながら笑顔を見せたりと楽しそうだ。

「皆さん、久しぶりです。会いたかったですか? 本当に会いたかったですか?」と尋ね、返事となる大きな歓声を受けると、「僕も会いたかったです!」と満足そうな笑顔を見せるミンホ。日本でのソロイベントは今回で4回目、2022年からは、同じパシフィコ横浜で開催できていることに「毎年、この場所でファンの皆さんとお会いすることができて本当にうれしいです」と感謝を述べる。また“Multi-Chase”というタイトルは自ら考えたもので、「大切な単語です」という“Chase”は、自身の初のソロアルバムのタイトルであり、SHINeeのメンバーのソロアルバムのタイトルが「ACE」(テミン)、「BASE」(ジョンヒョン)、「FACE」(キー)、「VOICE」(オンユ)と繋がれてきたことを説明。「僕が最後の『CHASE』」と口にすると、シャヲルからは温かい拍手が送られた。

SHINeeの最新アルバム「HARD」の中で、「一番好きな曲」と紹介した「Insomnia」のカバーは、「SHINeeバージョンじゃなくて、ミンホバージョンで」披露。彼がセンターポジションとなるダンスのフォーメーションはもちろんのこと、もともとのミンホの低音ボイスが響くラップパートに加え、高音の歌メロパートなどもすべてミンホが歌うというバージョンに、シャヲルたちは目も耳もステージに釘付けとなる。

さらに、感傷的なダンスナンバー「Heartbreak」と続けたミンホの額には大粒の汗が光り、MCで「この公演のために本当にたくさん練習しました。夢の中でも(笑)」と話していたピアノ演奏から、ミンホらしい“一曲入魂”のパフォーマンスを続けていく。映像を挟んで衣装を黒の革パンツにラメが入った深いブルーのジャケットという煌びやかなスタイルから、ブラウンを基調にしたカジュアルタイプのものへと着替えると、自身初のソロ曲「Iʼm Home」も歌唱。温かみのあるメロディを優しい声で届けながら、ミンホは客席に向かって手を振り、シャヲルたちも曲のリズムに合わせて手を振って、会場に穏やかな空気が満ちた。

ここで一旦、長めのトークコーナーへ。ルーレットを回して出たテーマに添って近況を報告。3月に開催されたSHINeeの東京ドーム公演の裏側で撮られた写真と共に当時の思い出を振り返ると、5月24日(金)〜26日(日)に、韓国でアンコールコンサートが行われることにも触れつつ「またドームで会いましょう、皆さん。次はSHINee全員で」と誓った。