京都がホームで広島に0-5大敗(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

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前半25分間で3失点

 J1で最下位に沈む京都サンガF.Cが5月19日、J1リーグ第15節サンフレッチェ広島戦に挑んだ。

 前日にはクラブ社長が異例の声明を出した京都だったが、前半25分間で3失点するなどホームで苦境を強いられ0-5の大敗で5連敗を喫している。

 今季開幕戦をドローでスタートした京都は、調子が上がり切らず14節終了時点でわずか2勝。勝ち点9で最下位に沈む。第15節では6戦勝利なしと苦しむ広島をホームに迎えた。京都は17日に大熊清氏が2024年6月1日付でゼネラルマネージャーに就任。また18日には、現在のチーム状況についてクラブ社長が異例の声明を発表している。

 広島戦でもチームの不調は続く。前半9分、バックラインのパス回しを狙われカウンターを受ける。そのままズルズルとエリア内まで侵入されると、FWピエロス・ソティリウのクロスにMF川村拓夢が合わせあっさりと先制点を奪われた。

 3分後には、自陣エリア内のルーズボールをソティリウに拾われるとマイナスのクロスに今度はDF新井直人が狙いすましたミドル弾で広島が追加点。同25分にはコーナーキックから新井がこの日2点目をマークし、3点ビハインドでハーフタイムとなる。

 後半も広島ペースが続き、同10分にMF松本泰志がネットを揺らす。同24分の直接フリーキックの場面では、新井が右足で巻いたシュートを決めてプロ初のハットトリックを達成。広島は今季最多の5ゴールで快勝。一方敗れた京都は5連敗を喫している。(FOOTBALL ZONE編集部)