リバプールの遠藤航【写真:ロイター】

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今夏の補強について議論されている

 イングランド1部リバプールは、今シーズン限りでユルゲン・クロップ監督が退任する。

 新シーズンに向けて大きな変革があるとみられていなか、英識者のジェームズ・ピアース氏は、日本代表MF遠藤航とフランス代表DFイブラヒマ・コナテのアップグレードが必要だと指摘する。英メディア「Give Me Sport」が報じている。

 クロップ監督の後任には、オランダ1部フェイエノールトを率いているアルネ・スロット監督の就任が有力視されている。一時は4冠を獲得する可能性もあったリバプールだが、最終的にはカラバオカップの優勝のみで終わっている。

 DFジョエル・マティプ、MFチアゴ・アルカンタラが今季限りで契約満了となることもあり、チームは補強に出る見込みだ。ピーアス氏は「夏に何が必要か? 私が見るには、クオリティーの高い選手が3、4人必要だと思う。私はコナテが今シーズン、彼の道を見失ったと思っている。彼はファン・ダイクのナンバーワンのパートナーの座を失った。それがどうなるか見ていくしかない」と、コメントした。

 さらに「彼らは間違いなく圧倒的なセンターハーフを必要としている。そして守備的MFももう一人必要だろう。遠藤はとても、とても良い一時しのぎの選手であることが証明された。だが、私たちは彼が長期的な6番の解決策になるとはずっと思っていなかった。だから、それがもう一つのポジションになる。なぜなら、私たちは別の夜、アレクシス・マック・アリスターがその役割に戻っていたのを見た。彼はそこでも仕事ができるが、本来のポジションじゃない。そして、より前のポジションの選手だからもったいないんだ」と、遠藤の代わりになる選手の必要性を強調した。

 昨シーズン、リバプールに加入してから中心選手となった遠藤だが、来シーズンは同ポジションに新たな選手が補強されることとなるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)