楽器界のバーンファインド|ジョンレノンがアルバム「Help!」のレコーディングで使用したギターが屋根裏から発見!
その茶色の外装の摩耗具合からは、長年にわたって忠実に役目を果たしたことが伝わってくる。内部は、ラバー・ソウル・セッションのカラー写真に写っているのと同じクラッシュ・イエローのベルベットで、外装のバッジが光を受けて輝いている。また、写真に写っている内装のディーラー・タグも完璧にマッチしている。
60年近く行方不明で、もう永久に失われたと思われていた歴史的なこのギター。再び演奏ができるようにするためジュリアンに持ち込まれ、適切な状態に修復された。もう本人が弾くことは叶わないが、今後このギターでまたビートルズの楽曲が奏でられることはあるのだろうか。
バーンファインドのクラシックカーがオークションに出品され度々話題になっているが、物置や屋根裏の隅で「Help!」と叫びながらいつか日の目を浴びることを待ち望んでいる素晴らしい楽器もまだまだ多く存在するのだろう…。