韓国が先端技術分野で中国に抜かれる―シンガポールメディア

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シンガポールメディアの聯合早報は22日、「韓国が先端技術分野で中国に抜かれる」とする記事を掲載した。

記事はまず、「世界の自動車市場で韓国と中国の輸出競争が激しさを増している。特に中国は先端産業分野で韓国を追い抜き、韓国企業に大きなプレッシャーを感じさせている。韓国企業は『核心原料』の対中依存度が極めて高いため、サプライチェーンの多様化や税制支援の拡大など政府が主導する支援策が必要だという指摘が出ている」と伝えた。

そして、「韓国貿易協会によると、グローバル市場で韓中輸出競合度は半導体や自動車、電気、電子など主力産業を中心にますます深化している。半導体産業の韓中輸出競合度指数(ESI)は2023年1〜8月が0.677で、18年(0.669)比0.008ポイント増加した。ESI値は、1に近いほど両国の輸出構造が類似し競合が激しいことを意味する」と伝えた。

記事によると、半導体とともに韓国の輸出の主要な軸である自動車産業では競合度がさらに急増している。自動車産業の韓中ESIは、18年は0.354にすぎなかったが、昨年は0.522と0.168ポイントも増加した。繊維・衣服・皮革、鉄鋼・非鉄金属、電気・電子、プラスチックゴム、化学工業、石油製品なども同期間に競合度が大きく上昇した。問題は、安い価格を前面に出して市場支配力を育ててきた中国が、先端技術部分でも韓国を続々と追い抜き始めたという点だ。

記事はまた、韓国科学技術情報通信部が2月に公開した、主要5カ国・地域の11大分野・136個の核心技術を比較・評価した「2022年度技術水準評価結果」によると、世界トップの米国を100%とした場合、欧州連合(EU)は94.7%、日本は86.4%、中国は82.6%、韓国は81.5%で、韓国の技術水準が2012年以降で初めて中国に抜かれたことにも触れた。(翻訳・編集/柳川)