ウェストハムのジェームズ・ウォード=プラウズ【写真:ロイター】

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ウォード=プラウズの決勝弾に脚光

 イングランド1部ウェストハムは4月6日、プレミアリーグ第32節でウォルバーハンプトンと対戦し2-1で勝利した。

 敵地で逆転勝ちを収めたなか、決勝点となった鮮やかな“コーナーキック”が話題になっている。

 ウェストハムはこの試合、前半33分にDFエメルソン・パルミエリが与えたPKをウルブスFWパブロ・サラビアに決められ先手を許した。しかし、後半27分にMFルーカス・パケタのPKで同点。さらに12分後、今度はコーナーキック(CK)の場面でMFジェームズ・ウォード=プラウズが決めて見事に試合をひっくり返した。

 後半中盤からの鮮やかな逆転劇で、最大のハイライトと呼べるのは英代表MFウォード=プラウズの一撃だろう。ウェストハム公式X(旧ツイッター)は試合後、その瞬間にフォーカスした動画を公開している。

 決勝点の場面となったのは左CK。短い助走からウォード=プラウズが右足を振り抜くと、高く上がったボールはインスイングでゴールに向かいつつ途中から急降下し右サイドネットに吸い込まれた。フリーキックの名手が得意のキックで相手ディフェンスを“無効化”した瞬間だった。

 この鮮やかな一撃が公開されると、早速ファンが反応。コメント欄には「今まで見た中で最高のCK」「卓越した技術」「ボールの急降下は見事」「ベッカムのように沈めた」「世界最高のセットプレーキッカー」など、驚愕や称賛の声が相次いだ。(FOOTBALL ZONE編集部)