試合開始からわずか30秒で清家貴子が先制ゴールを奪った【写真:Getty Images】

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アメリカも前半のうちに反撃

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間4月6日、国際大会「SheBelieves Cup(シービリーブスカップ)」の準決勝でアメリカと対戦。

 試合開始からわずか30秒で日本が先制ゴールを奪ったが、対戦国メディアも「試合開始30秒でアメリカに災難が訪れた!」と驚きを露わにした。

 今年のパリ五輪への出場権を得ている日本は、強化の一環としてこの大会に参加する。地元アメリカと準決勝で対戦するとキックオフ直後、背後へのボールに反応したFW清家貴子が右サイドから一気に突破。ペナルティーエリア内まで進出すると右足シュートを決めて先制ゴールを奪った。

 この先制弾を浴びた対戦国メディア「The Sporting News」は「試合開始30秒でアメリカに災難が訪れた!高い位置にいたアメリカのバックラインが右サイドの清家に崩され、信じられないような狭い角度からファーポストに当たってゴール」と報じた。

 試合はその後、前半21分にFWジェイディン・ショーのミドル弾でアメリカが1-1に追い付かれ、後半31分には杉田がペナルティーエリア内の角付近で痛恨のファウル。これによりPKを与えてしまうと、相手主将のMFリンジー・ホランに蹴り込まれて1-2と逆転を許してしまった。このまま敗れた日本は、現地時間9日に行われる3位決定戦に進出することになった。(FOOTBALL ZONE編集部)