高井幸大とアンデルソン・ロペスのマッチアップに注目【写真:Getty Images】

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ロペスと高井の攻防に注目

 川崎フロンターレが4月3日にJ1リーグ第6節で横浜F・マリノスと対戦し、0-0で引き分けた。

 スコアレスドローでタイムアップを迎えた一戦で、DF高井幸大と助っ人FWのマッチアップに注目が集まっている。

 今季これまでリーグ戦4試合に出場している19歳の高井。川崎ユース出身で2022年に高校2年生ながらプロ契約を締結し、23年にプロデビューを飾った。4月15日に開幕するU-23アジアカップのメンバーにも選出され、活躍が期待される。

 注目のシーンは前半28分、横浜FMがカウンターを発動すると、中央のFWエウベルから右サイドのFWアンデルソン・ロペスにパス。ロペスにはセンターバックで出場した高井がマーク。見ごたえ抜群の守備対応で鋭いカウンターを防いだ。

 高井とロペスの両者はピッチに倒れたなか、起き上がったロペスは高井の肩に手をかけ、「ナイスプレー」と言わんばかりの笑顔を見せると、2人はお互いのプレーを称え合った様子を見せた。

 このワンシーンをJリーグ公式X(旧ツイッター)が「お互いを称え合う姿に注目」とコメントを添えて公開すると、「ロペスいいやつだ」「サッカーの醍醐味が詰まってる」「教科書通りのスポーツマンシップ」「これで19歳なんだぜ」「成長が楽しみ過ぎる」など、反響の声が上がっていた。

 昨季のJ1得点王を抑え込む圧巻守備を見せた高井。アジア杯のU-23日本代表にも選出された19歳DFに注目が集まっている。(FOOTBALL ZONE編集部)