ゴールを許した鈴木彩艶選手(写真:ロイター/アフロ)

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韓国メディアが森保ジャパンの「弱点」を指摘した。サッカーのAFCアジアカップ・1次リーグD組第1節が2024年1月14日にカタール・ドーハで行われ、日本がベトナムを4−2で下し初戦を飾った。

日本は前半11分にMF南野拓実(28)のゴールで先制するも、ベトナムに前半16分、33分と立て続けにゴールを許し逆転された。前半45分に南野がこの日2本目のゴールを決めて同点とすると、前半49分にMF中村敬斗(23)、後半40分にFW上田綺世(25)がゴールを決め逆転勝利を飾った。

「鈴木が大きなミスを犯して逆転ゴールを許した」

FIFAランク17位の日本が同94位のベトナムに苦戦を強いられた。ベトナムのフィリップ・トルシエ監督(68)は02年日韓W杯で日本を率いて16強入りを果たした経験を持ち、日本のサッカーに精通している。昨年2月にベトナム監督に就任し、この日は一時ベトナムが逆転するなど優勝候補の日本を苦しめた。

ライバル韓国では複数のメディアがベトナム戦を速報した。

地元メディア「OSEN」(WEB版)は、「優勝候補の日本が初戦から弱点を露呈した ゴールキーパーの鈴木彩艶が大きなミスを犯して逆転ゴールを許した」とのタイトルで記事を公開し、スタメン出場したGK鈴木彩艶(ざいおん、21)のミスに言及した。

記事では「勝利はしたもののアジア最強を誇る日本にとっては後味の悪い試合だった」とし、「特にGK鈴木は2度の失点シーンで不安な姿を見せ弱点を露呈した。鈴木は同点ゴールを許した時も急いで位置取りをすることで残念な結果を残し、逆転失点シーンでは曖昧なパンチングで大きなミスを犯した」と厳しい論調で伝えた。

サッカー専門メディア「インターフットボール」(WEB版)も鈴木のミスを指摘。「ベトナム戦に勝ったが...『不安不安』GK」とのタイトルで記事を公開した。

記事は「先発ゴールキーパーとして出場した鈴木彩艶は不安を露わにした」と書き出し、鈴木のプレーに言及。日本代表のゴールキーパーは世代交代の流れにあり今回鈴木がメンバー入りしたと解説し、「鈴木は不安を露わにしたことで本大会を通して主力として起用するかどうかについて疑問が生じた」とした。

白星発進でD組暫定1位に立った日本は19日の第2節でイラク、24日の第3節でインドネシアと対戦する。

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