Image: AI Guided Ltd.

振動が来ない方向へ歩こう。

視力の弱い人が行動範囲を広げるために、白杖や盲導犬が使われています。しかし、白杖から得られる情報は自分の周囲70cmほどと狭く、盲導犬は育成から訓練まで長い年月がかかり、お世話にかかる費用・労力も大きな負担です。

近年はGoogleマップと連動し、超音波センサーと振動機能を持つIoT白杖といったアイテムも生まれたり、テックの力で不便さが改善されつつあります。

盲目のエンジニアが作ったスマート白杖。スマホ、Google マップと連動

視覚障害者を助ける新アイデア

香港発の「GUIDI」は、視覚障害者が腰に巻くベルトのガジェット。

正面のデュアルカメラはAIヴィジョンで周囲5mの範囲内にある障害物を検知し、左右4つの振動デバイスで避けるべき方向を通達。専用アプリで行き先を設定すると、ウェアラブルなナビになります。

AIヴィジョンは屋内外/昼夜を問わず、LiDERとレーダーを使って一度に50以上の障害物を検知。GPSやWi-Fiと接続して正しい経路を示します。

すべての人にAIの恩恵を

開発者は、AI技術が多くの人たちに恩恵を与えているものの、身体が不自由な人たちには依然としてAIが活かされていないことに気付き、「GUIDI」開発に至ったのだそうです。

段差の検知は苦手かも?

画期的なデバイスですが、段差など地面の状況判断は苦手そうなので、白杖と併用すると良いかもしれません。もし弱視程度なら、ナビの道筋をスマートグラスに転送することができたらもっと便利かと思います。いろんな可能性が感じられますね。

Image: AI Guided Ltd.

もっと使いやすくなって登場しそう

製品化はまだですが、来年7月から9月末まで製品テストが行なわれるとのこと。その結果がフィードバックされ、もっと使いやすいプロダクトになるのでしょうね。

ハンディキャップのある人も使えるGoogleの新アクセシビリティ機能

Source: YouTube, AI Guided Ltd. via NEW ATLAS