ジャニーズだけじゃない…台湾のトップ俳優「16歳少年への性的暴行と盗撮疑惑」戦慄の素顔画像

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所属タレントのCM打ち切り、出演ドラマの制作ストップ、相次ぐ被害告白……。ジャニーズの性加害トラブルは、芸能界だけでなく日本全体に波紋を広げている。10月2日に開かれる記者会見では、社名変更や具体的な被害補償についても言及されるとみられるのだーー。

性加害問題が大きな社会問題となっているのは、日本だけではない。台湾でも、有名タレントへの告発をキッカケに大騒動が起きている。

「渦中の人物は、男性アイドルグループ『飛輪海』のメンバーで俳優のアーロン(37、炎亜綸)です。’04年に行われたネット上の美少年コンテストで1位を獲得し芸能界デビュー。木村拓哉さんや上野樹里さんに憧れているそうで日本語も堪能です。日台合作ドラマ『路〜台湾エクスプレス』や映画『做工的人』など多数の作品に出演する、超人気タレントですよ」(スポーツ紙担当記者)

「マフィアに始末させるぞ」

アーロンにスキャンダルが浮上したのは今年6月だ。多くのフォロワーのいる男性インフルエンサーA氏が、自身のインスタグラムでアーロンから同意のない性行為を強要され、無断で撮影された動画がネット上に流出したと訴えたのだ。

「A氏がアーロンとSNSを通じて知り合ったのは、当時16歳の未成年だった’17年頃だそうです。A氏によると性被害にあったのは翌年。アーロンの自宅で寝ていると、いきなり布団をめくられ性的暴行を受けたとされます。さらに性行為を隠し撮りされたビデオを流出されたとか。

A氏はインスタで告発するだけでなく、直後に記者会見を開きメディアに被害を訴えました。アーロンからは、こう脅されたそうです。『(事態を)暴露すればマフィアにオマエを始末させるぞ』と」(台湾紙記者)

A氏が開いた記者会見には、突然アーロンが現れ「申し訳ございません」と謝罪した。しかし頭を上げるとスグに退室。会場を出てからは報道陣の取材に応じ、涙を流しながら「(性行為には)お互いの合意があり相手が望まない行動はしていない」と主張したのだ。

「アーロンは『過去の自分はどうしようもない人間だった』と反省しつつ、こうも訴えています。『盗撮はしていません。動画は私が流出させたものではない。当時は携帯電話を修理していたので外部に漏れた可能性がある。強要もなかった』と。A氏はアーロンの主張に対し『ナンセンスだ。強要や盗撮はすべて事実だ』と反論しています」(同前)

A氏の告発を受け、台湾の警察はアーロンの自宅や使用していたスタジオなどを捜索。アーロンは一時身柄を拘束されたが、約230万円を払い保釈されている。

「台湾で未成年に対し性的暴行を加えると、最大で懲役15年の刑が科されます。さらに未成年の性的動画を撮影したとすれば、1年以上7年以下の懲役を受けることになる。A氏と親族は警察や弁護士と相談。アーロンを訴えるか、慎重に協議しているそうです」(同前)

A氏の告発を受け、テレビ局やイベント会社ではアーロンの出演を取り止める動きが広がっている。