お月見にぴったり!自宅で「みたらしサツマイモ」はいかが?
CBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!〜朝からP・O・N』のコーナー「旬食」では、毎回その時旬の食べ物を取り上げています。9月26日の放送では、おいしくなってきた秋の野菜について、名古屋市中央卸売市場からセントライ青果株式会社本場支社の暮石さんに伺いました。
今からが旬
気温が少しずつ下がってきたので、野菜全般としては、レタス、ハクサイ、キャベツなどが出荷量が増えて買い時になっています。
ダイコン、ニンジンも入荷が増え、安定した値段になりました。
季節の野菜の中で今回取り上げるのはサツマイモ。
年中店頭で見ることができるようになったサツマイモですが「早掘り」「普通芋掘り」「貯蔵」とあり、作り方や産地の違いで、一年中店頭で見ることができるようになりました。
「早掘り」と呼ばれる芋は5月末から8月中旬ころまで。それを年明けまで保存したものが「貯蔵」です。
サツマイモは品種によって、収穫後2カ月ほど貯蔵するといい感じで水分が飛んで、甘さが増します。これが焼き芋にした時の、あのトロッとした絶妙の甘みになるのです。
今はまだ採れたてなので、旬はこれからと言えます。
これから出てくる品種
サツマイモの産地はその名の通り鹿児島が最も多く、茨城、千葉、宮崎も有名な産地となっています。
現在ではいろいろな種類がありますが、これから出てくる品種で有名なのは「紅はるか」です。
ふかしたり、焼き芋にしたり。焼き芋にしたものをさらに天ぷらにすると甘みが強くて、中がとろとろ、外がさくっとした天ぷらに仕上がりおすすめだそうです。
おすすめ調理法
サツマイモを使ったおすすめのメニューとして紹介されたのが「みたらしサツマイモ」です。
1.サツマイモをよく洗います。
2.皮ごと1.5cmほどの厚さに切り、水にさらします。
3.水気をきって、耐熱皿に重ならないように並べて、ふんわりラップをかけて、600Wで5分ほど、火が通るまで加熱します。
4.加熱している間にたれを作ります。
調味料は、しょうゆ(大さじ1)、みりん(大さじ1)、キビ砂糖(大さじ1、なければ普通の砂糖でも)、水(大さじ4)、片栗粉(小さじ2)をよく混ぜておきます。
5.フライパンにサラダ油(おすすめはバター)中さじ1を入れて、加熱したサツマイモの表面をこんがりと焼いておきます。
焼いたものを皿に置きますが、お月見のようにピラミッド状に置くと出来上がりが楽しいです。
6.フライパンをキッチンペーパーで軽くふき、4の「調味料」を入れ、弱火にかけ、手早く混ぜながら加熱し、透明感がでたら、温かいうちにサツマイモにかけ完成です。
十五夜の9月29日、お月見団子のかわりに、満月のようなサツマイモを味わってください。温かいうちにバニラアイスをトッピングしても、さらにおいしいそうです。
(みず)
多田しげおの気分爽快!!〜朝からP・O・N
2023年09月26日08時15分〜抜粋(Radikoタイムフリー)