上杉柊平と西村拓哉W主演!ヤカラ男&天使の不思議なシェアライフを描く『ワンルームエンジェル』実写化

上杉柊平と西村拓哉がW主演を務める『ワンルームエンジェル』(MBS、毎週木曜25:29〜ほか)が、MBSのドラマシャワー枠にて10月19日より放送スタート。上杉、西村ともに今回が連続ドラマ初主演の作品となる。
原作は、「このマンガがすごい!」2020オンナ編13位受賞のほか、数々の賞を受賞し話題となったはらだによる感涙必須のコミックス。
趣味なし、友人なし、恋人なし。生きる価値、なし。惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(上杉)は、うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」(西村)を見た。お迎えかと思いきや、その後すっかり完治して、帰宅してみると、そこにはあの時の天使が……。天使のふてぶてしい態度に戸惑いつつ、記憶もなく、飛べないというのを不憫に思い、天使をしばらく家に置くことに。突然はじまった奇妙な同居生活だったが天使との日々は、死んだように生きていた幸紀の心にある感情を芽吹かせて――!?
人生投げやりなヤカラ男・幸紀を演じる上杉は、ドラマ『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』、大河ドラマ『麒麟がくる』、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、公開中の映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』など幅広い作品で話題を集め、圧倒的な存在感と芝居力で魅了し続ける実力派。そして天使役には、Lilかんさいのビジュアル担当として、唯一無二の儚げな美貌とトーク力で絶大の人気を誇り、ドラマ『なれの果ての僕ら』など俳優としても活躍の幅を広げる西村が務める。
<上杉柊平 コメント>
日常を過ごしていると身体に入ってくる社会の汚い部分、人の醜さや自分へのやるせなさなど多くのマイナスなエネルギーがあります。皆そういった物を噛み砕きながら毎日を生きているわけですが、その蓄積は気付けば生きていくことへの活力を奪ってしまう事があります。それと同時に寂しさや愛されたい気持ちは見えない所に追いやられてしまいます。そんな中で出会う幸紀と天使、意味を持って引き寄せあった2人がどう生きるのか、丁寧に向き合いながらお芝居しています。毎日が素晴らしく、充実しているものかどうかはわからないけど、人生は悪くないな、と思っていただける作品になれば嬉しいです。
<西村拓哉 コメント>
この度“天使”役を演じさせていただきます、西村拓哉です。出演のお話を伺ってすぐに原作を読んだのですが、僕が想像していたストーリーとは違って、すごく温かくて繊細で、素敵なヒューマンストーリーだなと思いました。寂しさや苦悩などいろいろな感情を抱えた2人が出逢い、互いに素直に生きる。出逢いから別れまで 2人の人間性や関係性が少しずつ変わっていく様子を細かく表現して、演じ切ることができればいいなと思っています。ぜひご覧ください!
お話をいただき「どんな作品なんだろ」と名前を検索しながら自宅の本棚を眺めていたら「ワンルームエンジェル」の背表紙が視界に。……すでに持っておりました。普段漫画は読まないのですが、なぜか書店で気になって購入していたようで「これは自分がやるべきなのかも」と予感がした、というのが1年前でした。それからこの作品と向き合うなかで、なぜあのとき自分がやるべきだと感じたのか、その直感の理由を紐解く日々です。誰かに理解されたかった、理解したかった。出会いや別れによって、そういった想いを何度も経験し、その途方もなさに塞ぎ込みたくなったり諦めたくなったり。それでもやっぱり「誰かと共に生きていくということは、素晴らしい」と信じたくなるような秋にできたら幸いです。よろしくお願いいたします。