ドル売りやや優勢で、ドル円一時148円割れ=NY為替午前
ドル売りやや優勢で、ドル円一時148円割れ=NY為替午前
日本時間午後11時47分現在のドル円は1ドル=148.11円。きょうのドル円は東京市場で日銀金融政策決定会合の結果を受けた円売りが強まった。今月9日に読売新聞が報じた植田日銀総裁によるマイナス金利解除も選択肢発言を受けて、海外勢を中心に政策の変更期待や声明、会見での姿勢の変化などが期待されていた。結果的にはこれまでの政策や緩和姿勢の維持が見られたことで円売りとなった。前日の海外市場でのドル高調整もあって147円台で推移していたドル円は148円台をしっかり回復。植田日銀総裁会見後には148円42銭を付けた。その後も148円台でのしっかりした動きが続き、148円30銭台でNY朝を迎えた。
22時45分の米購買担当者景気指数(PMI)は、製造業が予想以上に改善したものの、サービス業が予想外の全会からの悪化を見せたことで、少しドル売りとなった。148円10銭台まで下げた後戻りにが鈍くなり、その後もドル売りが優勢。148円を割り込む動きを見せた。
週末を前にドル高に対する調整が入っていること、米FOMC直後は過半数を超えていた短期金利市場での年内追加利上げ期待について、据え置き期待が利上げ期待を再び上回ってきていることなどがドル高の調整につながっている。
ユーロドルは1.0670前後の高値圏。ロンドン市場でフランスPMIの悪化などを受けて1.0615前後まで下げる場面が見られたが、その後持ち直し、NY市場に入ってドル全面安から、今日の高値を付ける動きとなっている。
ポンドドルは1.2770台での推移。昨日は事前見通しが割れた金融政策決定会合で据え置きを決めた。今日はロンドン市場で昨日安値を割り込んでの下げが見られたが、その後のドル安もあって買い戻しが入っている。
MINKABU PRESS
日本時間午後11時47分現在のドル円は1ドル=148.11円。きょうのドル円は東京市場で日銀金融政策決定会合の結果を受けた円売りが強まった。今月9日に読売新聞が報じた植田日銀総裁によるマイナス金利解除も選択肢発言を受けて、海外勢を中心に政策の変更期待や声明、会見での姿勢の変化などが期待されていた。結果的にはこれまでの政策や緩和姿勢の維持が見られたことで円売りとなった。前日の海外市場でのドル高調整もあって147円台で推移していたドル円は148円台をしっかり回復。植田日銀総裁会見後には148円42銭を付けた。その後も148円台でのしっかりした動きが続き、148円30銭台でNY朝を迎えた。
22時45分の米購買担当者景気指数(PMI)は、製造業が予想以上に改善したものの、サービス業が予想外の全会からの悪化を見せたことで、少しドル売りとなった。148円10銭台まで下げた後戻りにが鈍くなり、その後もドル売りが優勢。148円を割り込む動きを見せた。
週末を前にドル高に対する調整が入っていること、米FOMC直後は過半数を超えていた短期金利市場での年内追加利上げ期待について、据え置き期待が利上げ期待を再び上回ってきていることなどがドル高の調整につながっている。
ユーロドルは1.0670前後の高値圏。ロンドン市場でフランスPMIの悪化などを受けて1.0615前後まで下げる場面が見られたが、その後持ち直し、NY市場に入ってドル全面安から、今日の高値を付ける動きとなっている。
ポンドドルは1.2770台での推移。昨日は事前見通しが割れた金融政策決定会合で据え置きを決めた。今日はロンドン市場で昨日安値を割り込んでの下げが見られたが、その後のドル安もあって買い戻しが入っている。
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