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ライフハッカー・ジャパン 2023年9月11日掲載の記事より転載

9月13日、待望の新しいiPhoneがついに発表されましたね。

しかし、新しいiPhoneへの乗り換えは、時としてわずらわしく感じることも。スムーズに移行するために、事前に準備や設定をしておくことが必要です。

この記事では、新型iPhoneを購入する前に知っておきたい、乗り換えをスムーズに進めるための設定や準備方法について詳しくご紹介します。

不要なアプリを削除してから、データを移行する

スマホのアプリはデータを消費する原因のひとつですが、使用量はアプリごとに異なります。データ通信量に上限のあるユーザーは特に、どのアプリが大量のデータを消費するか把握しておきたいですよね。

iPhoneとAndroidでは、データ使用量の確認ができますよ。新しいiPhoneに乗り換える前に、不要なアプリは削除しておきましょう。

具体的な方法については、以下の記事で解説しています。

▼アプリごとのデータ通信量の把握をする

ギガの減りが早い時「データを大量消費しているアプリ」を見つける方法|iPhone & Android | ライフハッカー・ジャパン

工場出荷時にリセットする

iPhoneやiPadを手放す前に、個人データやApple IDを安全に削除する必要があります。一見、めんどくさそうに感じるかもしれませんが、iOS15以降は作業が簡略化されて、一瞬でデバイスのリセットが可能。安全にiPhoneの売買ができるようになりますよ。

データを削除しないと、個人情報流出になりますのでお忘れなく。

▼iPhoneのデータを簡単に削除する方法を確認する

iPhoneを工場出荷時に簡単にリセットする方法 | ライフハッカー・ジャパン

日頃からデータはバックアップしておく

iPhoneのiCloudバックアップは便利ですが、すベてのデータをカバーしていないため、ローカルバックアップの作成が必要です。

そこで、Appleは、MacとiPhoneのWi-Fi経由でのバックアップを可能にしました。

初回だけケーブルを使った接続が必要ですが、その後はWi-Fi接続時に自動的にバックアップされます。スマホを失くす前、乗り換える前に設定を済ませておきましょう。

▼ローカルバックアップの設定方法を確認する

ストレージの節約やデータ移行の時短にも!パソコンにiPhoneの「ローカルバックアップ」をする方法 | ライフハッカー・ジャパン

クイックスタートで、iPhoneからデータを瞬間移動

iOS 12.4以降、iPhoneの「クイックスタート」機能を使用して、新旧のiPhone同士を近づけることでデータを直接転送できるようになりました。

新しいiPhoneを起動すると、旧iPhoneがペアリングを行ないデータの転送を開始。

このデータ転送はiCloudを経由せず、端末から端末への直接転送となり、転送速度も早いのが特徴です。

データ量やアプリの再インストールによって転送時間が変動しますが、Mac、iCloudのバックアップよりも手軽で高速に行なえますよ。

▼iPhone間のデータを移行する方法を確認する

「クイックスタート」で、古いiPhoneからiPhone 11へデータ移行しよう | ライフハッカー・ジャパン

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