この記事をまとめると

■アウディA6 / A6 Avant / A7 Sportbackに限定車が登場

■「A6 / A6 Avant / A7 Sportback Black Style PLUS」と名付けられている

■それぞれ30台/70台/70台の台数で用意されている

合計170台限定の特別モデルが登場

 日本でも人気が高い輸入車といえば、ドイツブランドのクルマたちだ。例えば、メルセデス・ベンツやBMW、ポルシェといったメーカーはすべてドイツのブランド。これらのメーカーはクルマ好きでなくとも、1度くらいは耳にしたことがあるほど知名度は抜群だ。そして、これらのブランドと並んで知名度があり、人気も高いのがアウディだ。今回は同社の限定車を紹介しよう。

 この度、日本で展開されることとなった限定モデルは、アッパーミドルセダンとワゴンとして人気が高い、アウディA6 / A6 Avant / A7 Sportbackの3車種だ。

 これらのモデルは、「A6 / A6 Avant / A7 Sportback Black Style PLUS」と名付けられており、ベースモデルにはない特別な仕立てとなっている。まず今回の限定車のベースとなったモデルは、各車の「40 TDI quattro sport」となる。これは、2リッター直噴ディーゼルターボエンジン (TDI)を搭載しており、、最大出力204馬力/3800〜4200rpm、最大トルク400Nm/1750〜3500rpmを発揮するパワフルなもの。

 また、12Vマイルドハイブリッドシステムを搭載し、7速Sトロニック、AWDクラッチを使用する伝統のquattroシステムと組み合わせることで、軽快かつスポーティなパフォーマンスを発揮する。

 ちなみにこの12Vマイルドハイブリッドシステムは、従来の電装系用バッテリーに加えて、リチウムイオンバッテリーも搭載しているので、55〜160km/hの範囲でエンジンをオフにしたコースティング走行、また22km/h以下でのアイドリングストップを実現可能としているほか、5秒間のエンジンアシスト(最大2kW、60Nm)も行う。通常のスターターモーターより大型のBAS(ベルト オルタネーター スターター)を採用しているのも特徴で、これによりエンジン停止及び再始動は非常にスムーズ。プレミアムカーにはなくてはならない上質さを有している。

限定車ならではの装備も充実!

 そしてこの限定車、「Black Style PLUS」の見逃せない点は、フロントスポーツシートやマルチファンクション3スポークレザーステアリングなどを含んだ、Audi Sportレッドコントラストステッチ、サステイナブルかつインテリアの質感をさらに高めるアーティフィシャルレザーエレメントを特別装備しているところ。

 さらに、いずれも人気の高い「S line パッケージ」、「テクノロジーパッケージ」「ブラックAudi rings &ブラックスタイリングパッケージ」の3つのパッケージオプションのほか、プライバシーガラス、そしてAudi A6 / A6 Avantには21インチの5Vスポークダイナミックデザイングラファイトグレー、Audi A7 Sportbackには5Vアームデザイングラファイトグレーのアルミホイールを装備している点も見逃せない。

 最後にボディカラーも特徴的だ。今回の限定車には、通常「Audi exclusive」としてオプションとして提供されている「スズカグレーメタリック」を採用する。このカラーを先述の「Audi exclusive」で選択すると、今回の3モデルの場合、56万円のアップチャージが発生するので、非常にお買い得でもあるのだ(モデルによりアップチャージ代の価格は異なる)。

 限定台数は、それぞれAudi A6 / A6 Avant / A7 Sportback Black Style PLUSの順に、30台/70台/70台の用意となる。価格は、962万〜1077万円。

 アウディのアッパーミドルセダンとワゴンをお得に手に入れられるチャンスなので、お見逃しなく。