エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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今季限りでの引退を表明しているカブレラ

 今季限りでの現役引退を表明している米大リーグ・タイガースの40歳ミゲル・カブレラ外野手は17日(日本時間18日)まで行われたエンゼルスとの3連戦で、エンゼルスタジアムでの最後の雄姿を見せた。タイガースはカブレラと大谷翔平が試合中に交流した過去を振り返った惜別動画を投稿。米ファンから「いつも笑顔にしてくれた」「見てると幸せになる」といった反響が寄せられている。

 数多くの名シーンが生まれた。大谷がタイガース戦で一塁に向かうと、足元の防具を外して前かがみになっている隙に、ポケットの走塁用手袋を抜き取ったカブレラ。別の試合では、一塁にやってきた大谷にボクシングのポーズをとり、左ストレートを打ち込む仕草も見せた。いずれのシーンも大谷は苦笑い。2人の微笑ましい交流はファンを楽しませた。

 タイガースの公式X(旧ツイッター)は「ミギーはショウヘイと一緒にミギーらしくいる」とつづって動画を公開。これには米ファンから「ミギーがいなくなったら寂しいわ」「いつも笑顔にしてくれた」「とっても面白いね」「彼をオークランドで見るのが待ちきれないよ」「見てると幸せになる」「ミギー大好き」など、大谷との“じゃれ合い”がもう見られないことを寂しく感じるコメントが寄せられている。

 2012年に打率.330、44本塁打、139打点で45年ぶりの三冠王を獲得したカブレラ。昨オフに2023年シーズン限りでの引退を表明していた。家族を含め、大谷の大ファンとして知られ、球場で大谷と家族の記念写真を撮影したこともあった。

(THE ANSWER編集部)