ACL初参戦の仁川。初戦の相手は昨季J1王者の横浜だ。写真:滝川敏之

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 J1の昨季王者を相手に、いかに戦うか。ACLのグループステージ初戦で敵地に乗り込む韓国の仁川ユナイテッドが、横浜F・マリノスを分析した。

 クラブの公式HPによれば、「横浜は昨年、圧倒的な攻撃力でリーグ最多得点を記録し、優勝トロフィーを掲げた。今年も優勝争いをしている」と紹介。ただ、「最近のリーグ戦では3試合で勝利できず、流れが良くない。特に下位チームに足を引っ張られ、チームの雰囲気も沈んだ状態だ」と記す。

 選手にフォーカスすれば、「個人能力に優れる」として、エウベル、アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、ナム・テヒら助っ人を挙げ、「仁川の守備陣の集中力がさらに求められる」と警戒。一方で、「攻撃陣に比べて守備ラインが弱点」と指摘。「最近は主力CBの畠中が負傷離脱し、その穴を埋められていない」と考察している。
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 戦略としては、カウンターに活路を見出す。「相手の中央の守備が非常に不安定だという点がポジティブだ。ジェルソ、エルナンデスのスピードを活用したカウンターでゴールを狙うべきだ」。

 仁川はACLに初参戦。「どれだけ早い時間に大きな舞台と新しいスタジアム、そして見知らぬ観衆に適応するかもカギ」と展望した。

 試合は9月19日、横浜国際総合競技場で19時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部