大きな災害の後、離婚相談は5倍に急増する!? 意外な形で浮気がバレるパターンとは?

台風シーズンが到来する。近年、豪雨被害が目立つように、日本の自然災害の発生件数は上昇傾向にある。災害時、女性は「弱者」といわれるが、中高年男性には意外なリスクが潜んでいた。地震、台風、洪水……想定外のリスクを回避する術を伝授!
災害が発生した後は、浮気による離婚の相談が5倍に増えると専門家が指摘。不倫男性の最恐リスクを専門家に解説してもらった。
◆災害発生後の離婚相談は5倍超に
災害が起きると、思わぬ“二次災害”に及ぶこともある。
「大きな災害が発生した後は、浮気の発覚による離婚相談が普段の5倍超に急増します」
こう話すのは、男女トラブルを専門に扱う行政書士の露木幸彦氏。
◆災害発生後に夫婦の時間が増えるのが原因か
不倫発覚のバリエーションは実に豊富だという。
「緊急地震速報でスマホの2台持ちがバレて不倫が明らかになるパターンは、過去の話です。最近では、SIMカードを2枚差せるスマホから不倫が露見するケースが目立つ。災害発生後は夫婦の時間が増え、夫がSIMカードの通信を切り替える瞬間を妻が目撃し、浮気が発覚するのです」
◆災害時ならではの意外な不倫バレパターン
災害時ならではの不倫バレのパターンはまだまだある。
「モテの証拠として不倫相手との写真を残そうとした男性は、慣れていないせいで、誤って家族共有のフォルダやクラウドに保存するヘマを犯しがち。また、避難所に家族を行かせて、自宅に彼女を連れ込んだ男性は、遠くにいても愛犬の様子がわかるペット用カメラで、妻が一部始終を目撃していた。余震に備えて家族で車中泊をしていて、カーナビの履歴からホテルやテーマパークに寄ったのがバレたという話もよく聞きます」
◆自然災害と夫婦の厄災。ダブル災害にはご注意を
災害時、男性は不倫相手を失いたくない焦りから、平時なら取らない行動を取り、それも命取りになるという。
「そのうえ、災害直後は判断力が低下しているので、不倫相手へのメールやLINEを妻に誤送信したというケースも多い。多くの夫婦にとって災害時は歩み寄る機会だからこそ、不倫が発覚したときの妻のショックは大きい。離婚して慰謝料を払って済むなら夫のその後の人生は自由ですが、別れず配偶者に財布を握られたら地獄です」
自然災害と夫婦の厄災。ダブル災害にはご注意を!
★対処法……浮気相手にトイレで連絡するなど普段通りに行動!
【行政書士・男女問題専門家・露木幸彦氏】
露木行政書士事務所代表。男女問題専門家。これまでの男女トラブルの相談件数は1万件超。著書に『男のけじめ 実例で知る賢い離婚術』(ベストブック)など
<取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/サダ>
―[中年男の[災害七大リスク]研究]―