本当はいくら?デパ地下の「お惣菜の価格表記」に不満爆発
9月13日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「さっぱりわからん」には、リスナーから困っていることや理解できないことについて、お嘆きの投稿が続々寄せられました。パーソナリティの北野誠と松岡亜矢子が賛同したのは、デパ地下のお惣菜売り場の「100グラム単位の価格表示」について。安いと思って買ったら、実はびっくりするような価格だったことありませんか?
容器に「いくら」と書いて!
「デパ地下の惣菜売り場での表示『100グラム ◯◯円』です。100グラムでその惣菜がどれぐらいの量になるのか見当もつかないので、『さっぱりわからん』となります」(Aさん)
Aさんが失敗してしまったのは「100グラム 900円」と書いてあった、カップ入りのローストビーフ。
てっきり900円で買えると思ったら、実際は「300グラムで2,700円」だったというのです。
「高っ!」と奥さんに怒られながらも、頼んだ手前仕方がなく購入したというAさん。これはあまりにも悲しすぎる出来事です。
「最初から肉のパックのように、容器に『これはいくら』と値段を書いていてほしいです。惣菜の100グラム表示、いまだにさっぱりわかりません」(Aさん)
カロリー表記の落とし穴
このおたよりに「すっごいわかります…」と、ため息をつく松岡。
松岡「やっぱポテサラの100グラムと、サラダの100グラムだと量がわからないから」
一方、北野は同じ100グラム表記で困惑していることを思い出しました。
北野「大体、コンビニとかスーパーで売ってるお菓子でも、内容量が300グラムあるのに、100グラム当たりのカロリー書いてあんねん。俺はこの袋全部が何カロリーかを知りたい」
松岡「そうそうそう、そうなのー(笑)」
確かに「100グラム当たり〇〇カロリー」という表示だけで、袋全体のカロリーが表記されていないお菓子も存在しています。
「この袋はなんぼやねん!」
北野「このポテトチップス『100グラム当たりのカロリーが〇〇カロリー』って書いてあるけど、これは何グラム?この袋はなんぼやねん!」
松岡「めちゃくちゃよくわかるー。カロリー低め?と思って」
北野「思って食べてたら、あれ、ちゃうやんか。あら?これなんぼ入ってるのか。なんぼ入ってるのか、どこ見ても書いてない。あれ、あかんのちゃう?」
デパ地下のお惣菜の価格のみならず、お菓子袋のカロリーチェックでもこんな思いをした方は多いのではないでしょうか。
まやかしの100グラム表記
松岡「なんであれが許されてるの?って思うんですよ」
北野「あれはやっぱり、全部のカロリーがなんぼって書くとやっぱ、急にみんな『あっ…これは…』って思うのやろな」
松岡「思うんでしょうねー」
お菓子メーカーの思惑通りに上手に騙されている、ということでしょうか。
松岡「まんまと引っかかってるんですけどね、その手に」
北野「そうやん、あれもちょっとずるいよね」
これまで、多くの人が陥ったであろうこの問題。デパ地下のお総菜も、お菓子の袋も「まやかしの100グラム表記」はやめてもらいたいものです。
(minto)