「勉強しないといけない」闘莉王が代表初キャップを刻んだ町田浩樹に課題を提示。「あと2回くらい見てみたい」理由にも言及

元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が9月14日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。日本が4−2で勝利したトルコ戦を受け、森保ジャパンのセンターバックについて語った。
トルコ戦で日本は、15分の伊藤敦樹、28分と36分の中村敬斗の得点で3点のリードを奪う。44分と61分に失点したが、78分の伊東純也のPK弾で突き放した。
この一戦でセンターバックを務めた谷口彰悟について、闘莉王氏は「3点入るまでは素晴らしいプレーをしてくれていた。ラインを高く保って、トルコにボール回しを全然させなかったのは評価する」としつつ、失点の場面では、「ポジショニングが悪かった」と指摘する。
そして、その谷口とコンビを組み、A代表デビューを果たした町田浩樹に関しては、評価しつつ課題も口にした。
【動画】「第3は谷口と考えられる」闘莉王が森保JのCB争いを語る
「ビルドアップが非常にスムーズだった。高さもあるけど、高さを活かしきれないところも見えた。よくやってくれたと思うけど、あれだけの身長があると、活かさないともったいない。
どれくらいの強さでいって、ファウルを取られないで自分のパワーを発揮できるか。そこを勉強しないといけない。今の日本代表のレベルを考えると、少し物足りなさを感じた」
現状では、森保ジャパンのセンターバック争いは、板倉滉と冨安健洋が軸と見られているなかで、闘莉王氏は「第3は谷口と考えられる」と語る。
ただ、町田については「あと2回くらい見てみたい。強さをどれだけ身につけていけるかが、非常に大事。競り合いで、自分のほうが高いのに負けているのが見えて。多少、強くいくのが必要。これは、やっていけそうな感じがする」と期待した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部